「大麻を吸ったことがあるか」という、
テレビでの質問に対し迷わず答えた。
「私は先生が扱いに困る問題児だった。
青年時代、コカインもしたことがある。
私は成長過程で黒人の10代が容易に持ちうる否定的な固定観念を受け入れ、
多くの黒人青少年が体験するワナに陥ってしまった。
私がコロンビア大やハーバード大に行くということは全く予想しなかったことだった」
この素直で正直な告白には、多くの人々が理解を示し、
新しい指導者に選択したのだ。
世界恐慌や第二次世界大戦を乗り越え、
世界の大国へと上り詰めた米国にチェンジの時が来たのかもしれない。
自国を正義と考え、何事においても独善的で、
世界の警察を自負する米国が変わろうとしている。
黒人指導者マーティン・ルーサー・キング牧師が、
「私には夢がある」と演説してから45年。
黒人を、初めて大統領に指名したのだ。
日本の政治家に、これほど素直で率直な人はいないだろう。
自民党をぶっ壊すと言いながら、さっさと引退宣言までして、
ご子息に譲る人が総理だったんだからね。
カップヌードルが400円位じゃないかと言った総理は、庶民感覚0である。
2世や3世が蔓延る政治の世界は何とも不思議に満ちている。
他人にはとても譲れない、きっと魅力的な利点があるのだろう。
それとも、単に日本という国の民がおかしいのだろうか。
オバマには米国だけではなく、世界が注目している。
さあ、チェンジを始めよう。
ところで、日本は…選挙いつですか?