さて先日、麻生太郎著作「とてつもない日本」が、
突然売り上げを伸ばす珍事が起きました。
新宿紀伊国屋から在庫が無くなり、
インターネット書店のアマゾンでも売上げランキングが急上昇しました。
特に麻生氏のイベントがあった訳ではないのに、
なぜこのような事が起きたのか…。
どうも、ある麻生支持者が政権指示を表現したようとし、
その一つとして麻生氏著作の本を購買するという運動を起こしたようです。
それに賛同する人が同様の行動を起こし、
在庫切れするまで麻生氏の本が売れた…というのが背景のようです。
ま、一人で火を付けるのは難しいだろうから、
誰かしら政府筋が仕掛けてるんだろうと勘ぐっていますが、
結果だけを見ると中々面白い運動だったように思います。
少なくとも、上記の運動に参加した個人達はいる訳です。
名前は分かりませんが。
その個人をも巻き込みながら、全体として購買運動は竜巻のように成長し、
全国紙のニュースになる程度になった。
今風の運動のカタチだと思います。
見えない不特定多数が巻き起こすという意味では、
ブログ等で批判的なコメントが頻発する「炎上」と、
似ているかもしれません。
ただ、今回の購買運動の方が、幾分建設的な表現ですね。
今後も、今回のようなインターネットを活用した、
個人巻き込み方の運動が増えてくる気がします。
あと【ランキング】という表現は強いですね。
インターネットもテレビも、ランキングで溢れています。
本、音楽、占い、テニス選手.etc あらゆる分野で、
ランキングが使われています。
鉄板ですね。
以下、余談。
先日、金賢姫と拉致被害者の家族が面会をしていましたが、
報道各所で「金元死刑囚」という言い方をしていたことが耳につきました。
一度死んでいるべきはずなのに戻ってきたみたいな言い方ですよね。
死刑因に「元」を付けるなんて、変な感じ。
日本人としては、
大韓航空機爆破事件を忘れないという表れなのでしょう。