振り返れば、12年前からスタートし、一体どこまで続くのだろうか。
私は司会セミナー参加者が居る限りは続けたいと思っているが、
それにしてもテキストの量は増えるばかりだし、(受講者の要望に応じるので)
講座で使うグッズにも変化があるし、(最近は○×札も用意している)
随分前からノーパソが必需品になり、(レッツノートはもう2台目)
今ではパワーパイントのグラフィックスに凝り過ぎている。(自分の性でーす)
そして後方には資料として、確かにFUNETの宣伝もあるけど、
司会者にとって役に立つ宗教関連や、それ以外の資料も数多くあるはず…。
(休憩時間がたっぷり取れないので、不十分ではありますが)
特に【ベーシック講座】は新人向けに、
あるいは、これから司会に取り組もうという人向けに、
①<楽しく>参加できなければ、②そして<厳しく>教わらなければ、という
相反するかもしれない難しい両立を目指しているので、正直疲れます。
講座終了の翌日は、またノドが赤く腫れて、当然痛いのです。(喋り過ぎ)
忘れないうちにアルコール消毒をたっぷりやって、酔っ払って寝てしまいました。
実は、講座の翌日は1日潰れます。
参加者のアドバイスシートや評価表を付けていきますので、
私にとっては2日間の講座なのです。(郵送されます)
だけど、これをやらせていただいているお陰で、復習の時間があるのです。
講師として、反省すべきこと…余りに多し。(自慢するな)
もっと上手い説明の仕方があったよなあ…とか、
こんな風に伝えればきっと上手くなるのが早かったのに…とか。
鉄板のギャグを言い忘れた時の悔しさなんかが甦り、(アホッ)
そんな時、このアドバイスシートがとても役に立つのです。(何のためにじゃ)
また受講生にとっては、忘れかけた頃にやってくる司会講座の足跡…
みたいなもので、忘れたくても、逃げられませんぞ!
縁あって【ベーシック講座】に参加されたからには絶対上達して欲しい。
特に新人の頃は、最初が大切なのです。
えー、オホン。
さも新人が多そうな事を書きましたが…平素はそうなんですが、
今回ばかりは、実は、あのー、年齢層がとても高かった。
私が今年50歳なのですが、私より年上の方が多く、非常に気を使いました。
滅多にありません、滅多に気を使うこともないのですが、さすがに恐縮しました。
しかし、皆さん総じて大変素直な型が多く、素直が一番ですね習い事には。
だからというわけでしょう、講座のレベルがグーンと上がっていました。
(これはお世辞ではありません…残念ながら)
出席者の最近の傾向ですが、毎回どこかの県だけがグーンと比率が高い。
理由は分かりません、なぜでしょうか?
群馬県からの参加者が集中することもあれば、茨城県の場合もあるし、
今回は埼玉県から多数の参加者がいらっしゃいました。
それから質問内容に、宗教儀礼について学びたいという趣旨の質問が多く、
現在の講座の進め方では、各宗派のお経や偈文についての時間はとってありません。
かつて、宗教儀礼についてやらせていただいた頃、評判が芳しくありませんでした。
無駄な時間とか、訳が分からないのでとか、我々には関係ないよとか、
そりぁもうアンケートに散々書かれたものです。
何故、今なのでしょうか…これも不明です。
葬儀司会業界が、成熟してきたのかもしれません。
だったら、マンモスうれぴー、なのですが。(古いよ、オイっ)
余談ですが、築地本願寺で学んだ卒業生の間で(僧侶もいますが、そうでない人も)、
十六の会(とむのかい)というのを組んでいます。(16人での構成だから)
(私は、一番消極的で反省しています…時間が取れません、すまん)
2年前に企画した講演会で、青木新門様をお招きしたのですが、
私は仕事で参加できず、欠席していたのです。(ガーンっ!)
馬鹿でしょう、アホでしょう、タイミングが悪すぎるでしょう。
さて、次は6月の葬祭フェアでの講演。
また宜しくお願いします。
(月曜日に続く)