この展示会の特徴は、来場者が展示会場で【カメラ取り放題】という点。
近年、撮影禁止の展示会が多い中で、この寛容ぶりは良かったです。
しかも、撮ってくれと言わんばかりにコンパニオンがポーズを決めている。
ブースのセットも、撮影を意識しているかのように豪華。
特に、パナソニックとソニーが競い合っていました。
それにしても撮影者の皆さん、さすがに張り切りすぎでしょ(笑)
もはやアイドル撮影会の様相…。主催者もそれを狙っているのかしら。
しかも、カメラ機材はとても豪華。素人なのに、プロみたい。
カメラ好きが多いのでしょうねぇ。
ま、嫌いじゃないんですけどね、こんな雰囲気も。
さて、展示に関してレポートをしましょう。
まず目に入ったのが【フォトフレーム】の展示の多さ。
先日のニュースで、フォトフレームの市場規模は10倍になったとか。
参入企業も、当初9社だったのが今では36社になったという。
そういった背景があってか、各企業がディスプレイに並べていました。
(参考記事:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0904/01/news012.html)
使い方の幅が広がった感はありません。
従来の「デジタル写真を飾る」という王道を進みながら、
画面が大きくなったり、鮮明になるようなエンジンが備わっていたり、
デザインが向上したり、基本的な機能の向上が図られていたように感じます。
一方で、テレビに出力するAV機能が無くなってきているのが、
多分に残念であったりします。
次に、このモニターがすごかった。
一見しただけで、ものすごく綺麗なモニターなんです。
(並みのカメラ以上の解像度があるから、写真では伝わり切れないですね。)
何と、フルハイビジョンの4倍の解像度があるという。
値段は、500万円程度とか…(フルハイビジョンの4倍以上するじゃん!)。
遺影写真も、電子遺影へ移行する業者が増えている昨今…。
折角なら、綺麗な画面で見せたいですよね。
もう少し値段が下がれば使えるかと思うんですけれども。
見ただけで違いがわかる綺麗さには、価値があると思うんですよね。
科学技術の発展で競合が増え、値段が下がってくることを祈りましょう。
…しかし、女性は敬遠してしまうかもしれません。
毛穴まで鮮明に見えていましたからね。
つづく