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2009年04月09日

兵庫県で、葬祭スタッフ向け研修会がありました(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

兵庫県の、ある葬儀社様グループ主催の研修会がありました。
新大阪から梅田を経由して、阪神電鉄の芦屋まで向かいました。
芦屋の駅からは、山側と海側の景色が違います。
この駅に降り立つのは3度目です。
阪神電車も、落ち着いた雰囲気がいいですね。

 

昨年の11月からこの3月まで4回に分けて、
葬祭ホール支配人養成講座の第1期が行われました。
毎回、葬儀社様グループから30人程のスタッフが集まってくださいました。
当初、出席はリーダー候補生のみとのことでしたが、
真剣なスタッフの皆さんは次から次へとご参加くださり、遂には30人近くになりました。
これも、スタッフの皆さんや葬儀社全体の真剣さの現れだと思います。

 

ですから講義内容も、
リーダー向けというよりは、スタッフとして・・・という部分に変えて行きました。
それほど変わりはありませんが、やや優しい内容にして行きました。
1期は、葬祭スタッフとして身につけなければいけない、
コミュニケーション法の様々をお伝えしました。
もちろんそれは、身だしなみ、言葉づかい、挨拶、お辞儀などの
お客様に対する接遇の要素が当てはまります。
そして、最も基本である、話し方、聴き方を経て、
第4回目は、自己開示という部分にまで進めました。

葬祭スタッフが心を開いてお客様に近づくことは、お客様の心を開くことにつながります。
悲しみの方をサポートする第1段階は、お客様の気持ちにより添うことです。
それが出来ずして、グリーフサポートは始まりません。

今回の葬儀社様グループのセミナーは1回の時間は3時間と短いですが、
3年にわたり全12回の期間をいただき、十分な教育をさせていただけると思っています。
私自身が接遇セミナーを展開している「教育理念」の部分から、
しっかりとお伝えができると、とてもうれしい気持ちです。

 

第1期は、14人の方が全部の講座をクリアしました。
最後に第1期終了証書の授与があり、皆さんの誇らしげなお顔がとても印象的でした。
この卒業生の中から、優秀なリーダーが生まれて来るのでしょう。
これからの葬儀社像、そして他社に負けないスタッフ像をイメージしながら、
私自身も強力なサポートさせていただこうと思っています。

第2期は今年の11月頃から始まる予定です。
次回はより現場に即した内容で、実践が主になります。
それまでの間、今回学んだ基本理念を自身の考え方や仕事の中で振り返り、
自分の物にしていただきたいと思います。

皆さま、お疲れ様でした。これからも頑張りましょう!
ありがとうございました。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2009年04月09日 09:00

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