昨年の11月からこの3月まで4回に分けて、
葬祭ホール支配人養成講座の第1期が行われました。
毎回、葬儀社様グループから30人程のスタッフが集まってくださいました。
当初、出席はリーダー候補生のみとのことでしたが、
真剣なスタッフの皆さんは次から次へとご参加くださり、遂には30人近くになりました。
これも、スタッフの皆さんや葬儀社全体の真剣さの現れだと思います。
ですから講義内容も、
リーダー向けというよりは、スタッフとして・・・という部分に変えて行きました。
それほど変わりはありませんが、やや優しい内容にして行きました。
1期は、葬祭スタッフとして身につけなければいけない、
コミュニケーション法の様々をお伝えしました。
もちろんそれは、身だしなみ、言葉づかい、挨拶、お辞儀などの
お客様に対する接遇の要素が当てはまります。
そして、最も基本である、話し方、聴き方を経て、
第4回目は、自己開示という部分にまで進めました。
葬祭スタッフが心を開いてお客様に近づくことは、お客様の心を開くことにつながります。
悲しみの方をサポートする第1段階は、お客様の気持ちにより添うことです。
それが出来ずして、グリーフサポートは始まりません。
今回の葬儀社様グループのセミナーは1回の時間は3時間と短いですが、
3年にわたり全12回の期間をいただき、十分な教育をさせていただけると思っています。
私自身が接遇セミナーを展開している「教育理念」の部分から、
しっかりとお伝えができると、とてもうれしい気持ちです。
第1期は、14人の方が全部の講座をクリアしました。
最後に第1期終了証書の授与があり、皆さんの誇らしげなお顔がとても印象的でした。
この卒業生の中から、優秀なリーダーが生まれて来るのでしょう。
これからの葬儀社像、そして他社に負けないスタッフ像をイメージしながら、
私自身も強力なサポートさせていただこうと思っています。
第2期は今年の11月頃から始まる予定です。
次回はより現場に即した内容で、実践が主になります。
それまでの間、今回学んだ基本理念を自身の考え方や仕事の中で振り返り、
自分の物にしていただきたいと思います。
皆さま、お疲れ様でした。これからも頑張りましょう!
ありがとうございました。