水天宮の御祭神は、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)。
本によると、「天」は宇宙、「御中」は真ん中、「主」は支配するという意味で、
文字通り解釈すると宇宙の根源的な性格を持っている神様。
ただし、古事記にも日本書紀にも詳しいことは書かれておらず、
その解釈は色々とあるようです。
安徳天皇、建礼門院、二位ノ尼も祭られています。
安徳天皇は、源平合戦の最後の戦い、壇ノ浦で入水した幼帝です。
(建礼門院は安徳天皇の母、二位ノ尼は平清盛の妻)
そもそも総本宮は筑後川のある久留米市にあり、
彼らの御霊を祀ったことが始めとされているようです。
文政元年に赤羽に分社、明治五年に蛎殻町に鎮座して、
現在の位置に定着したようです。
久しぶりに参拝をしました。二礼二拍手一礼。
動きは、ぎこちなかったです。
作法は、キチンと出来た方が様になりますね。
また、御神得として安産があるので、
甥っ子が生まれる時に参拝しておけば良かったとも思います。
次は、きっとそうしよう。
今は生まれて6ヶ月程になるので、健やかな成長を祈りました。
水天宮には犬の銅像がありました。
なぜだろうと思っていましたが、安産と犬は密接した関係があるそうです。
調べてみると、犬の日(戌の日)に神社で安産祈祷をして、
腹帯を巻いてもらうという習慣が各地方であるそうですね。
犬は一度にたくさんの子を産み、お産が軽いことから、
昔から安産の象徴だったようです。
なるほどねぇ。
平日だというのに、数多い参拝者がいました。
子供が多い社会になると良いですね。
それでは、また。