あれは金曜日の夜でしたでしょうか。
ポストに「○○電気」から封筒が届いていました。
「○○電気」は上場会社で有名な家電量販の企業です。
ただ、最近はお付き合いが無いので、
何の連絡だろうなと私は思いました。
早速、家の中で封筒を開けてみると、
「ポイントカード入会のお知らせ」とある。
うーん、入会した記憶がないなぁ。
電話で確認しようかと思ったけれども、
対応時間が10時~18時と、時間が過ぎている。
仕方がないので、明日に連絡をすることにする。
気持ち悪いなぁ。
翌日、寝不足の目をこすりながら、
正午頃に電話をしました。
「身に覚えのないポイントカードが届いているのですが、
いつ登録されたのでしょうか?」
「4月○日の夜ですね」
この時点で、自分が登録したものではないという確信に変わる。
面倒なことになりそうだ。
「どの店舗ですか?」
「インターネットからのお申込みです」
「何か購入履歴はありますか?」
「あります」
あぁ、犯罪に使われたんだなぁ。
被害届とか書かなければいけないのだろうか。
被害も抑えないとなぁ。
「それは何ですか?」
「えーと、それは言えません。」
「なぜですか?」
「個人情報ですので」
「間違った認識をしていませんか?」
「何がです?」
「個人情報に関してです。」
ここで、個人情報に関して何かを説明する(やれやれ)。
おそらく、あなたが言うべき言葉だったのは「機密情報」で、
守秘義務がある情報なのでしょう。
「…ということで、購入履歴は個人情報には当たりません。」
「それでも、内規によりお教えすることが出来ないのです」
「それは、そちらの都合ですよね」
「ええ、そうなんですが…」
どうも、言えないらしい。
電話の時は、私も興奮状態にあって、
何度かつついて責めたりもしたが、相手の立場もわからないでもない。
「では、質問を変えましょう。
登録されている名前は○○(私の名前)ですね」
「そうです」
「住所は○○(私の住所)ですね」
「そうです」
「電話番号は○○ですか?」
「それは、違います」
「クレジットカードの番号の上4桁は、○○○○ですか?」
「えー、それは…お答えできるかも含めて、
確認させていただいてよろしいでしょうか。」
大切なところは、なかなか答えられないんだな。
「いいですよ。お返事は、いつまでにもらえますか?」
「出来るだけ早くとしか…。」
「それでは、お返事が明日になるようなら、その旨を今日中に連絡ください。」
「わかりました。
ちなみに、クレジットの上4桁は会社によってほとんど同じですよ。
確認が可能なら、下4桁の方を確認された方が良いのではないですか?」
「そうなんですか。それはご丁寧に。
下4桁は、○○○○です。」
ということで、電話を置きました。
これで、家電量販店からの電話を待つのではなく、
今度は、クレジット会社に電話をします。
クレジット会社の方にも使用履歴の確認、
不正使用があれば停止をしなければなりません。
公共料金などの支払いに絡んでいるカードだと、面倒だなぁ。
そんなこんなで、電話でのやり取りは続くのですが、
長くなりそうなので、明日にしたいと思います。