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2009年04月30日

今年も桜が、きれいだった・・・(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

あっという間に、4月が過ぎようとしています。
気がつけば、新緑の季節がやってきました。
今年も桜がきれいでした。
特に私が好きな「しだれ桜」は、本当に楽しませてくれました。
「しだれ桜」は、咲く時期が遅いです。
ですから、ソメイヨシノなどが満開になった頃に咲き始めます。
今年の春は、寒い日が続きました。
なかなかコートを手放せない日がありましたね。
春に気温が低いと、桜は、長く咲いてくれます。



今年も我が家の北側を流れる妙正寺川の桜は、
本当に見事な春爛漫を私達に届けてくれました。
この桜が植えられて10年位になるでしょうか?
ある日突然、しだれ桜の苗が植えられた時には、本当にうれしかったです。
区が、こんな粋な計らいをしてくれるなんて・・・と喜びました。
今や、隠れた名所です。
この季節は、休日はもちろんのこと平日にも、川のほとりを散策する人で大賑わいです。
私は、外に出なくても2階の私の机から、すぐ目の前に桜を見ることが出来るのです。
「幸せだなあ~~」



春は、私の誕生日でもあります。
生まれた病院は、日立市にある桜川病院です。
大きな桜の木に囲まれた病院です。
多分、生まれた初めて見た花が、桜だったと思うのです。
21年前の結婚式も、大きな桜の木の下であげました。
娘に「さくら」という名前をつけたかったですが、それは叶いませんでした。
しかし偶然にも、姪っ子に「さくら」という名前がつけられました。
桜は、私にとって、特別な花です。

今年は、1度だけ妙正寺川沿いを歩きましたが、
父の看病と母を支えることで精一杯で、お花見どころではありませんでした。
父が倒れて4ヶ月近くになります。
「介護うつ」とまでは行きませんが、私の体も心も相当くたびれています。
「介護プチうつ」に近いかも知れません。
誰でも年を重ねれば、普通でも体はきつくなって行きます。
そこに親の介護というものが、立ちはだかります。
想定してはいましたが、これほど大変だとは・・・。
今までと同じペースあるいはそれ以上に、
仕事や他の活動も責任のあるハードな内容になっています。
見直せる所は見直します。
疲れ果てる前に、私らしいやり方をしていかないと・・・と思っています。
清水由貴子さんの自殺は、とても気持ちが分かります。(同じ年ですから・・・)
一生懸命に生きて、何事にも真面目に取り組んで、頑張りすぎたのでしょうか?
本当に気の毒です。人生はこれからなのに・・・。

そして、明日、父の2回目の転院が決まりました。
今度の病院で3つ目になります。高齢者の病院問題も複雑です。
詳しく勉強をしたいと思っていますが、そんな暇が無いくらい、
介護、福祉、医療、病院の質・・・多くのことに振り回されています。
今度の病院は、緑に囲まれた環境のいい場所です。
私たちにとっても、よりよい環境で看病ができますように・・・と、
祈らずにはいられません。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2009年04月30日 09:00

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