今回の騒動で特に深刻なのは、豚肉業界でしょうか。
当初、「豚インフルエンザ」という配慮に欠ける名称で呼ばれていたため、
少なからず風評被害の影響があったようです。
「鳥インフルエンザ」、「狂牛病」ときて、遂に「豚インフルエンザ」
豚肉だけは病気とは無縁の肉だと思っていたんですけどね。
もはやメジャーな肉で、安全な肉が無くなってしまいましたね。
自分の舌と胃の強さを信用するほかありません。
メディアが騒ぎすぎ…といえば、
草なぎ君の公然わいせつ事件も騒ぎすぎな気がします。
単に酒を飲みすぎて服を脱いだだけなのに、可哀想に。
(同情票も多いようですけどね)
まぁ、草なぎ君の場合はメディアで稼いできたから、
メディアに潰されても文句は言えないか。
昔の話ですが、ナタデココって流行りましたよね。憶えてますか?
あの時の日本の熱狂的ブームの需要を満たすため、
東南アジアでは大規模なナタデココ農園を作っていたそうです。
しかし、ブームはすぐに終焉し、生産者は大規模な負債を背負ったそうです。
その辺の事は、あまり放送されませんでしたね。
…そもそも、ナタデココなんて、もはや死語か。
サッカーも飛ぶ鳥を落とす勢いだったけど、
今はまた、落ち着いてきましたね。
ワールドカップで建てたスタジアムの採算は取れているのかな。
何やら「ブーム」に水を差すような内容になっていますが、
ブームや熱狂するマスコミ自体を批判している訳ではありません。
ブームの裏には不幸もあるということを、
意識しといた方が良いよねということです。
人は熱狂していると、興味ある側面しか見れていないと思うので。
そういう意味では、葬祭業界も注意すべきタイミングかもしれません。
「おくりびと」がアカデミー賞を取って騒がれました。
今年は、何かと「おくりびと」にちなんだサービスや名前が多い気がします。
そのサービスは、来年どうなっているんでしょうね。
「おくりびと」の熱狂に便乗しようとして、
実は手痛いしっぺ返しを食らうのではないか…とも思います。