まずは昨年の実技4科目の平均得点率。
1級 2級
実技筆記試験・・・88.7% 72.7%・・・(60点満点)
接遇実演試験・・・82.5% 85.0%・・・(20点満点)
司会対策試験・・・70.0% 81.2%・・・(60点満点)
幕張装飾試験・・・81.0% 72.0%・・・(60点満点)
以上が実技試験の結果である。そして、学科試験の平均得点率は、
学科試験 ・・・65.3% 73.2%
驚くなかれ、学科試験が一番難しいではないか。
しかも断然である。1級なんぞは、これが学科試験の点数かい?てなもんだ。
そこで私は、昨年の1級学科試験を受験してみた。
15分ほどで乱雑にやったけど、歯ごたえがあるなあ、というのが感想。
試験結果は、ケアレスミスも3問あったが176点。(88点ということです)
もうちょっと・・・高得点が取れるかと思っていた。
講師がこれではいけない。
舐めてちゃいけないね、勉強しなおさないと。
(過去の記憶では、学科の合格率は物凄く高いのです)
そこで、今年のFUNETの受験対策にはオリジナル学科問題集の作成に取り組む。
葬儀概論も今年2冊目を購入した。
実は、初年度(12年前)受験した時に購入して依頼だから、かなり以前のことになる。
改めて読み返してみると、とても良い本だった。
何度か改訂してあって、更に今年は「細部にあたって全体を見直す」ということらしい。
毎年の模擬問題集のミスプリの酷さに呆れていて(笑)、
つい葬儀概論の改訂版には興味が湧かなかったが、これはタメになる本だ。
というわけで、学科試験のオリジナル版にチャレンジしている毎日だ。
それから実技試験が余りに高得点だからだろうか、
科目によっては、問題の傾向が変わりつつある。
司会は変化なし、接遇はかなり難しくなる、幕張も変化なし、
実技筆記は2級で新たに6問、1級では12問が新設され
(細かい点も含めるともっと多いが)
しかも、その新設の問題から必ず1問が出題されると書いてあった。
そこでその新設の問題だが、これが葬儀概論では解けないのだ。
どちらかというと、接遇系の問題が多く、サービスとして実践的な試験内容だろう。
本来の接遇試験は配点が20点という少なさだが、(他3科目はいずれも60点)、
それを補っているのではないかとも思われる。
バランスとしては、実技4科目の比重が均等の感じがしてとても良い。
更には、学科という問題も難易度が上がっているというのは、またまた宜しい。
いやあ、頑張ってテキスト作りに励みましょう。
では。