何とかなるものです・・・平素から行いが良いからでしよう。(あー神様・仏様)
無事に会場に到着しましたがな。
まだ5時近くでしたので、私の前の講座のM講師が頑張っていらっしゃいました。
この団体に即した内容で、細かい点まで、かなり工夫を凝らしています。
別の会場を借りると何かと辛い、明日の研修の荷物を置いとくわけにもいかず、
私はホテルまで、宅急便で送った、MP3等が入った箱ごと持ち帰ります。(グスっ・涙)
事務局の方も、大きな箱に必要書類等を全部入れ、再び梱包です。
力仕事なのですが、机や椅子の片付けまで、岡山県のスタッフ(受講生)が、
手伝ってくださいました、ありがとうございました。
(岡山は、いいところです、岡山県民は力持ち・・・桃太郎やーい!)
漸くホテルへ戻ったら事務局の方と明日の打ち合わせ。
ついでに表へ出て、お食事をご馳走になりました。
驚いたことに、(私は知らなかったのですが)路面電車が走っています。
夕方の岡山市内の街並みは綺麗ですね。
タクシーが多いのにも驚きで、結構な都会なんですよ。
事務局のT様がお気に入りの水路に連れて行ってくださいました。
なかなか親切です、こういう水路っていうんですか、幻想的で、
携帯で写真を撮ったにも関わらず、雰囲気までもが撮れていてビックリ。
下の写真の真ん中辺り、よーく見てください。
分かる人には、分かると思うのですが、河童の頭の皿の一部が・・・
良く見ると・・・写っていませんでした。(アハハ)
お腹すいてさ、冗談でも言わないと暇が持ちません。
そこで、郷土料理を出してくれるお店に立ち寄ったのですが、
私はそもそも食生活が貧しいので、食べていて何が何やらさっぱり。
郷土料理として有名な「ままかり」が海水の魚なのか、それとも淡水なのかとか。
そもそも「ままかり」という名前の由来は、この魚の酢漬けがあまりにも美味しいため、
飯がなくなってしまい、隣の家から飯を借りてまで食べたことから・・・だそうです。
因みに、ままかりの「まま」は、「まんま」と同じ「飯」のことで、
漢字では「飯借り」と書くそうですよ。
私も、いただきましたが、隣の家から飯を借りてまで・・・
という気には、とてもなりませんでした。(ごめん)
また、岡山では「鰆」をかなり意識して売り出しているのだとか。
「鰆」とは、春に外海から瀬戸内海に入り込み、
春漁の魚から「鰆」と書いて「サワラ」と呼んでいるが、
「サ」は狭い「ハラ」は腹を意味し腹が狭くスマートな体形と言うのが語源のようです。
色々とご馳走になりました。(ごっちゃんです)
あっ、このとき富山県のご出身だというS様との会話で、
色々と故郷自慢大会みたいになって、美味しい物を紹介し合っていたら、
「富山のとなみ野農協の大門(おおかど)素麺」を是非と勧められました。
早速購入しました、これです。
確かに、腰がしっかりしていて美味しいです。
素麺というと、真っ直ぐになっていると思うのですが、
この素麺は曲がっていますし、わざわざ二つに割って湯がきます。
面白いです、ありがとうございました。
さて、翌日の研修は、いつも通りパワフルですよ。
何せ岡山の郷土料理をいただいておりますので、朝目が覚めたら、
犬や猿やキジを侍らせ(はべらせ)、桃太郎の格好をしたまま眠っている、
自分に気がついたりして・・・。
よっしゃー鬼退治じゃー・・・(嘘)
(せーなこと ゆーかなー)(何、いようーるん)・・・方言です。
葬儀司会の初心者に向けて、どのように取り組んでいけばよいのか。
不安に思っていることがきっとあるはずだが、一つずつ解決へ向けての提案をします。
ただ大切な事は、まずやってみること。
発声練習も様々なバージョンがありますので、やってみる、そして自分を知る。
ニュアンスを相手に伝えることも、やってみる、そして実力が分かる。
弔電も読んでみる、そして上手いか下手か、どこがいけなかったのかを学ぶ。
アナウンスも声に出してシミュレートしてみて、色んなものが見えてくるのです。
宗教儀礼も学び方を教えますし、必要な本も知っている限りは紹介します。
特に、各宗派の本山出版部からだされている機関紙など、
これから業務をやっていく上で、長い年月を掛け、学んでいただきたい。
(本人に了承していただきました、ありがとうございます・・・手がモデルみたい)
最近、音声トレーニングとして提供しているMP3再生機。
今日も朝一番で使い方の説明をして、休憩時間のたびに使ってもらいました。
やはり熱心に聴いている方は、それなりに巧くなります。
司会経験が数か月の人でも、充分形になっている人もいました。
表現には、理屈がありますから、それも説明しますが、
理屈が分かったからといって、すぐに出来れば天才です。
頭ではイメージ出来ても、身体は、声は、思うようにはいきません。
だからこそ難しいのでしょう、トレーニングが必要です。
たくさん音声を聴いて、自分が真似できない箇所に自分の欠点がある。
そこを修正していくことがレッスンに繋がりますよ。
今後の皆さんに期待しましょう。
大変お疲れ様でございました。