朝早く、松本駅からローカル線に乗って会場へ向かう。
電車の本数の少なさにも驚くけど、これがラッシュか???
と思いつつ、私は4人掛けのボックスにしっかり一人で座れた。
「なーにラッキーじゃん、まるでボックス貸切か」というように気分は向上し、
朝早くから狩人の「あずさ2号」を口ずさむ。
(はあぁぁちじィちょうどのォォォ)の所で、つい声が大きくなる、恥ずかしい。
長野の人に笑われた・・・おかしな人がスーツ着て乗ってるよ。
(オーリャー、朝から元気だろゥ)
特急「あずさ」には随分と世話になっているが、
私の歌詞の中では、雨に弱い「あずさ」のイメージは拭い切れない。
過去何度となく、ちっとした雨に泣かされたのだ。
(私としては、たいした雨ではないと思うのだが・・・)
ローカル線に乗ると、様々な街の香りが見えて、故郷福岡の<ど田舎>を思い出す。
私の田舎も自慢じゃないが、「C(ツェー)」の付く田舎だ。(C=ド)
今住んでいる埼玉も田舎だとは思っていたが、埼玉の方が断然凄い。
何しろホームに突っ込んで来る電車のスピードがまるで違う、もしかしたら、
通過するんじゃないのか・・・と思うようなスピード(車両編成が長い)なのだ。
でも長野県まで来て、こんなに長閑な朝を迎えるのも悪くはないね。
この日の松本の最高気温は27度。(かなり暑かった)
それなのに見てください、周りを囲む山々の頂には当たり前のように雪が被っている。
この雪は、いつになったら消えるのでしょうか。
四方が高い山々だから、もしかしたら空気が薄いんじゃないか・・・と心配した。
全然平気だ。
雰囲気とは恐ろしい、歩きながら「アルプス一万尺」に曲変更。
周りに人がいなかったら、ダンスをしていたかもしれない。
「♪アルプス一万尺小槍の上で・・(つい、子ヤギって歌うんだよね)
アルペン踊りを さあ踊りましょ・・(♪はい、皆さんご一緒に)
ランラララ ラララ ランラララ ラララ
ランララララララ
ランランランランラーン♪♪」
街並みを歩くのは面白い、時間にも余裕があるので歩きつつ写真をパチリ。
農家の様子は埼玉と変わらないけど、古いものが結構残っている。
道端に咲く名もない花にも、小川を渡る爽やかな朝の風にも、
春先の信州を感じるぜ・・・今日は「そば」食おうっと。
オォ、葬祭ホールの後ろ面が見えてきたから、到着だ。
意外や意外、近いではないか。
よし、今日も頑張るぞ!
研修の様子は明日。