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2009年06月12日

葬祭ビジネスフェアの講演は「ワークショップ」(体験版)だ。 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

今月、横浜で行われる葬祭ビジネスフェアでの講演依頼があり(6月26日午前10時)、
そのための資料作りに忙しい毎日だ。
講演直前の2日間は、別の会場で他のセミナーをやらせていただいているので、
どうしても2日目しか出来ないという物理的理由もあったが、
何しろ頭の切り替えが、そして疲れた身体の切り替えと、根性が持つか不安だ。

セミナーを担当してもらっている事務局のK氏からは
「平素の講座のピックアップで充分ですよ」と
声をかけられたが、いつもいつも同じではつまらないだろう。
何とか少しでも変えてみよう、違う視点から物事を見て、
もっと他の説明の仕方はないのかとか、
もっと納得してくれるワークショップはないのか・・・と模索していた。

今年のテーマは、<葬祭セレモニー司会術【速習編】>と題し、
副題として~葬儀司会レベルアップへの全体像とステップ~となっている
具体的な内容は、以下の5項目である。
●葬儀の司会者に求められる「態度」「知識」「技術」
●「台本」とは~式全体を司る司会者のアナウンス範囲
●「伝える」ための鉄則~表現の基礎体力とテクニック
●TPOに合わせた「アナウンス表現」、聴きやすい「弔電表現」のあり方
●お経、宗教儀礼を現場で学ぶためのヒント
(【B-5】 6月26日(金) 10:00~12:00 B会場)

時間的な問題もあり、担当者と話に目鼻がついてから・・・(申し訳ない)私の中では
より具体的に「こうしたい」「これもやってみたい」と言うアイデアが浮かんだ。
これは、私の悪い癖で、アイデアが浮かんで具体的に出てくるまで少し時間がかかる。
K氏もその辺のところは臨機応変に対応してくれていて、いつも有り難い。(感謝)
平素のセミナーと伝える中身は同じでも、その方法論が違う事もある。
年に一度の葬祭ビジネスフェアだからこそ、出来ることもあるのだ。
(と、開き直ってやってみよう)

そこで<自分自身をコントロールする>という、
葬祭司会術セミナーを始めた頃からの課題に、改めて取り組んでみたいと思い、
様々なバージョンのワークショップを組んでみた。
平素のセミナーでは、まだお目にかかっていない、新しい方法論での試みである。
声のコントロールの難しさを理解するために、身体を使い、他のコントロールをやる。
<自分自身をコントロールする>ことが出来れば、どうして司会が上達するのか。
その理由が、ワークショップを通して、明らかになってくるはずである。

次代の司会術・葬祭セレモニー司会講座の【ベーシック】と【キャリアアップ】
を持たせていただいて、12年目だろうと思う。
(葬祭ディレクター試験受験対策もやらせていただいております)
今まで多くの方々にご参加いただき、お陰様で年数回のペースは変わりません。
今年も4回は決定事項で、予備日も取ってあります。
本当にありがたいことで、皆様に感謝申し上げます。
いつもは講座でどんな内容を教えているのか、
なるべく具体的にやらせていただこうと思います。
これまで、ご参加いただいた方も、
また新しくこの業界に飛び込んできた人達も、
誰にでもチャレンジできる課題ばかりですので、宜しければご参加ください。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2009年06月12日 09:00

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