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2009年06月19日

埼玉県にて接遇研修会が行われました その2(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

研修会は、県内から25人ほどが集まり行われました。
午前中は講義中心に、会食室で実施されました。
いつもこちらのホールでは、講師のテーブルにまで、
かわいいお花を用意してくださって、スタッフの方のお心遣いを感じます。
この日は、6月の初めでも結構暑い日になりました。
お隣の熊谷市は、夏になると最高気温が記録される場所です。
講義は熱のこもった話続くので、私は結構、汗をかきました。

 

お集まりの受講生の経験は、2ヶ月から16年・・・。
講師泣かせの研修会です。
1つのことを伝えても、受け取る側の経験年数によって理解が違います。
又、経験の無いことに関しては、どう表現したらいいのかも難しいです。
一方で、私にとっては、常に新人の気持ちを振り返ることが出来るいい経験です。
教育リーダーへのご指導では、新人の気持ちになることも大切です。
葬儀のどの分野にいても、何年経っても、
この仕事にゴールは無くて、いつも悩みっぱなしです。
そのときに戻る場所は、基本です。
私自身も、新人のときのあの気持ちを思い出します。

 

午後は葬祭ホールに出て、ロールプレイング研修会でした。
役割を作って、開式前から儀式サポートまでの基本を学びました。
新人は新人なりに、ベテランはベテランなりに、気づいたことがあったと思います。
どんなに他の世界でプロフェッショナルだった人も、葬儀の世界に入ったら新人です。
1年目はそれなりのこと、2年目も2年いただけのことしか身につきません。
ですから、なるべく多くの大変なことを早い内に経験して、
自分の引き出しを増やして欲しいとお伝えしました。

この日はめずらしく葬儀が入らずに、最後まで時間に余裕のある研修会が出来ました。
終了後、こちらのホールスタッフと雑談をする時間があって、
それぞれの感想を聞くことが出来ました。
勉強をすればするほど、色々な課題が見えてくるのが葬儀の接遇です。
葬祭スタッフというのは、日々の問題と向き合う勇気と、
大変なことを越して行くタフさが求められます。
出来る素質があるからこそ、今ここにいるということを承認してください。
どうか2本の足で踏ん張って、この仕事をやりきって欲しいと願います。
皆さん、頑張ってください。大変お疲れ様でございました。

 

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2009年06月19日 09:00

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