京都からは、志賀直哉さんの「城の崎にて」で有名な、
「城崎温泉」行きの特急電車に揺られながら、
のんびりと景色を楽しむことにしていました。
この路線は、初めてです。
もちろん窓側席を陣取り、景色に見とれました。
山、山、時々川、畑、田んぼ、時々家並み、山、山、山・・・。
2時間の間、ほとんどが緑一色の車窓でした。
心身が、和みます。
呼吸が、ゆっくりになっていきます。
慌しい日々のことを忘れていきます。
「最高…」
時々、ウトウトしながら、山陰線の旅は進みました。
そしてあと1時間程乗れば「城崎温泉」駅という場所で下車しました。
駅には、社員の方がお迎えに来てくださっていました。
ありがとうございます。
地方にあるこの町にも、周辺に3つの競合葬祭ホールがあると伺いました。
葬儀社生き残り競争は、この地域でも繰り広げられています。
翌日研修が行われる葬祭ホールに伺い、
細かい打ち合わせをさせていただきました。
主に、葬儀進行接遇シーンでのスタッフのオペレーションを確認しました。
私も、初めての葬儀社様です。
研修会の蓋を開けてみないと分からないことも多くあります。
どんなスタッフの方がいらっしゃるのか、
何が出来ているのか、抱えている問題が何なのか・・・
などを伺える範囲で打ち合わせました。
今いるスタッフ達で最大限の接遇サポートが出来るよう、
明日の研修会では出来る限りのお手伝いをしようと思いました。
その後、社長はじめスタッフの方々と、
地元のお料理をいただきながら、懇親会をしていただきました。
初めてお会いしたとは思えないほどの盛り上がりを見せました。
私が伺う葬儀社様のスタッフには、実に楽しい方が多いです。
盛り上げ上手というのでしょうか・・・。
翌日の結束も深まり、本当に楽しい時間でした。
ありがとうございました。感謝いたします。
つづく