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2009年08月04日

葬祭ディレクター受験対策研修in岡山 その1(井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

翌日の研修の為、前入りで岡山に入ったが、
研修会は昼から開催されるので午前中は少し時間が取れる。
そこで前から一度訊ねて見たいと思っていた、岡山城と後楽園へ向かうことに。
あまり散歩したりするのが得意ではないが、ホテルの人に聞けばすぐだと言うし、
ダイエットのためにも身体は動かさないとね。
(とはいえ、午後はハード講習だからホドホドに)
まずはホテルマンからの説明通りに市内を歩く。
この4月に政令指定都市になったばかりの岡山市だけに、意外と活気があった。
駅前の桃太郎像や噴水を直進し、目の前に停車中の路面電車に。

  

地方都市は路面電車が活躍している場合が多い。
狭いし、乗車するのに勝手が判らず苦労するが、なるほど乗ってみれば、
市民の足としての機能を果たしているのが良く分かる。
自転車を活用するのと似たような軽い気分で乗れるのが良い。
停車する駅間の短さや、運行頻度の充実や、料金の安さ(この日は片道100円)・・・
地元の人々にとって、なくてはならないものなのだろう。

  

現在、政令指定都市は全国に18箇所程度。
50万人以上の人口を有し、将来的には100万人が見込まれるということらしいが、
全国の政令指定都市の中で路面電車が走っている地域は結構あるはずだ。
また、政令指定都市と監察医制度の問題だが、これが一筋縄ではいかない。
監察医制度は政令指定都市のある都道府県では、やらなければならないはずなのだが、
実際に機能しているのは東京23区、横浜市、大阪市、神戸市で名古屋はごくわずか、
京都や福岡市では有名無実になり、その他の都市では制度すらないのが現状のようだ。

この日は、珍しく暑かった。
電車から降り、歩き始めてすぐに汗がダラダラ。
後悔し始めたところで、眼前には岡山城の姿が見えてきた。
アレレ、ホテルの人の説明通りだ、こんなに近いのかよ。
川沿いの一本道の先に、貫禄も何も無く、ただスックと建っている岡山城。
姫路城や大阪城のような気品はないが、それだけ庶民的な城ということか。
そして岡山城から川を挟んだ向こう側が岡山後楽園だ。
(これまた目と鼻)

  

朝が早いからだろうか、私以外の観光客というのがオバQの髪の毛。(数える程度)
天守閣から順に降りてきながら見学して回ったが、
城の歴史や様々な故事来歴、遺品に纏わるお話などを眺めながら一階まで。
都合上、急ぎ足で回ったが、それでも30分は掛かった。
面白い逸話にも興味を惹かれたが、後楽園も回らねばならない。
この暑い中、気持ちが萎えそうになったが、今日を外せばいつ来られるのやら。
城を出るとき目に飛び込んできたのが、「桃太郎まつり」のポスター。
日本人は本当に祭りが好きなんですなあ。

後楽園って初めて散策したけど、ただ暑くて汗が吹き出てくるし、
水辺に行っても避暑効果がないし、我が家の近所を歩く方が涼しい。
季節柄が良い時期に再び訪れ、時間的にも余裕を持って回れたら、
きっと全く違う感想なんだと思うけど、
セミナー前の講師には自然を満喫できる余裕はありませんでした。
但し、眺めは美しい庭園です。

さて、それでは帰りましょう。
これから食事を摂ってセミナーの開始です。

<追記>
岡山へ向かう新幹線の車中で、JRよりアンケート調査を受けました。
面白かったので記入しましたが、飛行機や車での移動との違いを明確にしたいようです。
色々と参考になりました。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2009年08月04日 09:00

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