同じ団体で、しかも同一県内で働いていても顔見知りとは限らない。
お互いに向かい合わせになってもらい、自己紹介。
そしてジャンケンをしてもらうと、緊張も解けて次第に場が賑やかに・・・、
これからトライする内容を説明し、理解してもらう。
そして接遇試験対策のスタートである。
審査官役の時には、厳しく採点をしてあげた方が相手の為。
厳しく、細かく、繊細に、チェックチェック!
チェックされた方も、自分では気付かなかった点を指摘され、
相手に対して有難いと思うし、こうして互いに仲間意識も芽生えていきます。
お互い切磋琢磨していきましょう。
司会実演対策にしても同じこと。
試験では、マイクは使えませんし、隣同士の声が邪魔をするという環境に慣れること、
準備時間が極端に短く、だからこそコツがあるというのがミソです。
開式の5分前に現れた担当者が司会実務をこなす・・・現実的には考えにくい設定?
ですが、それだけにオペレーション能力と正確性と速度が採点基準なのでしょう。
これは事前準備・事前対策がある程度出来ていないと、プロ司会でも落ちますね。
それだけ特殊な採点方法でもあり、平等性を追求した結果でもあるのです。
平素は司会業務につくことが滅多にない男性諸君・・・女性群に負けています。
頑張れ!
司会実務の講座に入る前に、オリジナルの学科模擬試験をやりました。
大抵の人は、ここで採点をして・・・落ち込み凹みます。
あれっ?こんなはずじゃ・・・と思うのが平均的なパターンなのです。
かつて学科試験は一番優しくて、落ちる人の方が珍しかった時代もあったのですが、
ここ数年は難易度も上がり合格率も低くなってきています。
FUNETシステムには同様の模擬問題が1.2級5問ずつ用意してあり、
直前対策問題も加えれば6問ずつはあります。
全部こなしていれば、合格率はさらに上がるでしょう。(宣伝でした)
ただ、毎年のことですが、FUNETでの受験合格者が結構いますよ。
さてオリジナル学科模擬試験の目的は、これからやる実技筆記試験の内容を
大まかにでも知ることによって、自分の得意分野・不得意分野が分かるということ。
それにより、試験に向けて弱点をピンポイントで強化できるということ。
試験の結果が悪くても、落ち込む必要はありません。
また実務では滅多に使わない(まず使わないと思うのですが)法律の問題。
遺言や相続に関する出題は現実的ではないような気がしますが、
試験に合格するのが目的でしたら、黙ってやるしかありません。
それから注意が必要なのは、所謂引っ掛け問題です。
答えを見ると、「あっ、そうか」と思うのですが、答えを見てからでは遅い。
これは「慣れ」ですね、そのためにも多くの問題をやった方が良い。
かつて滅多に落ちる人がいなかった長野県でも、最近は少しずつ・・・。
それだけ問題も難しくなったし、受験者も勉強をしてきているということか。
葬祭業務には、これといった資格がないのが残念だけど、
だからこそ葬祭ディレクター試験というのがクローズアップされるのかなあ。
葬祭業界もこの10年でインフラの整備が整いつつあるのだから
・・・全国で葬祭ホールは7000弱・・・
今後は益々、人材の教育に力を入れるべき時です。
長野県の皆さん、大変お疲れ様でした。
頑張ってください。