その理由は、『かゆい所をかくと、かゆみを伝達する神経細胞の活動が抑制され、
脳が「かゆくなくなった」と判断するため』だそうです。
研究がより進めば、薬や電気的刺激によってその神経細胞の活動を抑え、
「かゆみ」を抑える治療法の開発につながるようです。
今回の研究成果により、かくことなしにかゆみが遠のく治療法が出てくると、
期待が高まっています。
かくと皮膚を傷めますからねぇ。
手でかかずに、かいたのと同じような効果がある(かゆみが引く)薬が出れば、
一般にも結構重宝されると思います(特に女性に)。
もしかしたら、モルヒネ等の神経麻酔系の薬と同様の、
一般には扱いが制限される薬物になるのかもしれませんけど…。
先日、川原で「ブヨ」に足を噛まれ、数日間すごい痒みに悩まされました。
もし、この種のかゆみ抑制薬が開発されていれば非常に役に立ったと思います。
科学者の人には、ぜひ頑張って欲しいと思います。
ちなみに、弊社では、現在多くの雑誌を取っていますが、
中でも人気があるのは、「日経サイエンス」です。
科学雑誌は論理的な解明や小難しい証明が多く載っている一方で、
一般人にもわかりやすく面白く書かれている記事も多く、知的な刺激が満載です。
相対性理論や量子力学といった物理科学の研究事例が載っていることもあれば、
手品の種明かしや目の錯覚といった軽いエンターテイメントが載っていることもあります。
…ま、よく解からない記事の方が多いですけどね。
しかしながら、科学の発達が日常生活の便利に繋がることが多いですので、
自身の発想を柔軟にするためにも、葬祭とは関係が薄い知識かもしれませんが、
科学の知識も知っておいた方が良いのかとも思います。
PS.
関東地方では、台風が近づいているようです。
千葉、東京、茨城あたりを通過する可能性もあるようですので、
風雨に気を付けないといけません。