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2009年09月03日

葬儀司会研修会の前日in宮城 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

研修会は前日入りだから新幹線で仙台へ、そこから地下鉄で八乙女駅まで、
そこで合流して事務局の方にピックアップされる。
ここまではいつも通りの展開・・・だが、道々お話を伺えば、
何と今日、葬祭ディレクター技能審査試験の直前対策が行われるらしい。
「それなら是非、見学を・・・差支えなければ、お手伝いを・・・」と申し出た。
取り敢えず見学の許可が出たので、手伝いを兼ね取材して回った。
会場に指定されている場所には、何やら重たいムードが漂っていた。

へえー、本格的に模擬試験をやってらっしゃるんだ。
手作りのブース(司会と接遇)だって本番を意識している。
試験の直前に、もう一度気合いを入れるんだね。
ピリピリした雰囲気、緊張した感じの受講生、まるで本番のようだ。
そして別室では、学科試験と実技筆記試験が行われていました。
本番試験に比べて試験時間を5分短くしてあるのも皆さんのため。
若干厳しい審査も皆さんのため。

事務局の方は大変だなあ。
当日の準備は生半可なものではないだろう。
審査官役の人だって、それなりに人数を確保しないといけない。
(私は雑用だけをお手伝いしたけどね)
それでも、出来るだけ多くの方に合格してもらいたいと思えばこそ、
なるべく多くの有資格者を葬祭ホールに在籍させたいと思えばこそ、
日々たゆまぬ努力を続けているんだね。
試験には運も左右しますが、受講生諸君は精一杯頑張ってもらいたい。

さて、話は変わるが宮城県の県木はケヤキ、人口は240万人程度。
我がダサイ(埼)玉県の県木も同様でケヤキ、人口は710万程度。
(人口の多さだけ自慢)
宮城県には、特に「さめ」の漁獲量全国1位を誇る気仙沼漁港があります。
一般的な年間総水揚量では石巻が全国第5位、気仙沼は全国第8位。
ですから気仙沼という地域は、特に「さめ」の水揚げが高いということです。
内訳は、ねずみざめ、よしきりざめ、などで宮城県内の70%ほどを占めています。
「クジラ」と「さめ」には捨てる所が無い、と言われます。
(江頭2:50は女とクジラは一緒だと言う・・・捨てる所が無い・・・ギャグですよ)
「さめ」は一般には身肉をすりつぶし、かまぼこやはんぺんの魚肉練り製品の原料に。
皮は、わさびのおろし金などに、内臓は肝油になり、骨は健康食品に、
そして頭部は工芸品に加工されています。(なるほど捨てる部位がありません)
そして「ヒレ」の部分ですが、高級中華食材として君臨する「フカヒレ」になります。
(コラーゲンたっぷりの健康食品でっせ)
・・・一度フカヒレ三昧してみたい!
それから気仙沼の特筆すべきことは、イカの塩辛。
年間生産量は6370トンで全国1位、2位の函館でさえ4567トンだからね。
宮城県が結構な水産県だということが分かりました。
我がダサイ(埼)玉県には・・・海そのものが存在しません。
因みに、漁港別の日本全国の水揚量ですが、
1位が焼津、2位が銚子、3位が釧路、
4位が八戸・・・私は今週、八戸に行って来ます。
明日は研修会の様子を。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2009年09月03日 09:00

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