青春時代から卓球に魅せられ、その虜となってそれなりに活躍し、
卒業し社会人になっても、自宅でピンポン館として地域の方に自由に使っていただき、
卓球の普及に勤め、まさに卓球一筋にスポットを当てたような人生を送られた故人。
当時作成されたメモリアルコーナーや花祭壇のテーマは勿論「卓球」。
下の祭壇の写真の赤い部分、実はラケットになっているのです。
その横は、メモリアルコーナー。
担当だったのでしょうか、N氏の説明にも力がこもっていました。
自社内の花屋での作業、外注を避け、全部自分たちでやる・・・つもりで、
かなり頑張ったそうです。(この経験が後に繋がりますよ)
さて、今回受講された15名のスタッフの業務経験はバラバラ、
だけど、全員一緒の講座を受けてもらいます。
この会社は担当者がそのまま司会をするそうです。
しかも、通夜から遺骨になっていますので、取材をする時間は色々とあります。
火葬場へ行く時の車(霊柩車)で世間話として何気なく思い出話を伺ったり、
納棺時に、あるいは打ち合わせの時にと、担当者だから時間は必ず取れます。
全体像が見えてきたら、そこからテーマを絞りましょう。
後は具体的なお話をいただければ、FUNETシステムに則って、
ナレーションは簡単に作成できます。(この会社は会員様です)
それから読みのレッスンもお手本の音声を元に練習ができます。
非常に恵まれている環境といえるでしょう。
そこで今回、新人の6名の取材をベテランの6名に行ってもらいました。
後輩だから、やりやすかった面はあるでしょうが、
皆さん慣れていて、良い出来栄えです。
いくつかの講座で時間切れしてしまいましたが、これなら大丈夫でしょう。
要は、コミュニケーションの取り方が上手いかどうかということ。
全員参加で答えるニュアンスの違いについてや、クイズ形式の出題をやれば、
社内の雰囲気がそのまま現れますが、この会社も大変明るい。
顔をお見せできないのが残念ですが、ハッキリ言って大笑いしています。
○×の札も大活躍していました。
課題発表用にお持ちしたMP3に収録してある司会音声。
これを只管聞きまくってもらいます。
休憩時間、煙草を吸っている時も、トイレで用を足すときも。
間の違い、速度の違い、抑揚の問題、ニュアンスの違い、言葉のキレの違い・・・
色々なニュアンスを出すのは難しい、意識して速度の変化をつけるのは難しい、
間の微妙な違いを表現することは難しい・etc(高速道路自動料金支払いとは関係ない)
理解すればするほど、高度なマジックみたいなもので難しいのです。
課題が「弔電」と「ナレーション」の二つずつ。
全員に発表してもらいました。
いやあ大変味がありました、お疲れ様でした。
また呼んでください、「まってるスケ、なさぁ」(待ってます)
では最後に八戸弁で、お客様をお送りするときの言葉です。
「そりでは、どんぞオシズカニおんでやんせ」
「それでは、どうぞお気をつけておかえりください」
では。