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2009年10月08日

葬儀司会研修会in佐賀(上級) (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

葬儀司会の上級コースと名付けられているが、
これは事務処理的な問題で・・・と思っている。
二日間開催の講座が、どちらも同じというのも変だし、色々と頭を捻られたのだろう。
しかし、参加者の業務経験は確かに初級コースの参加者を遥かに凌ぐ。
(逆に癖があったりするから、私は怖いけどね)
肩書きもそれなりにある人が多く、気を使わざるを得ない・・・不得意だ。

昨日より若干少なく16名の参加。
ただ連続して受講する人も4名いたのが何よりの強みだ。
まずは受講者全員が自己紹介。
実は昨日の参加者も自己紹介をやったけど・・・盛り上がらずじまいだった。
そこで反省して、所属や名前だけではなく、何か一つオリジナルというか、
趣味でも得意技でも何でもいいから付け加えるようにとした。
やや盛り上がった、弾けるまではいかないが、それでも昨日よりはまし。

 
(とても優秀なI課長の挨拶)

おっ、私の中学時代のT先輩もいるし、わざわざ長崎から参加される、
プロ司会軍団の女性たち、他のメンバーも思っていたより若く・・・
というより私自身が年をとったんだね、気持だけ若くてもねえ・・・
皆さんの自己紹介での喋りを聴く限り、「♪何だかイケそうな気がする♪」と思った。

今日のセットアップは、○×札2枚と新作MP3(問題もあったが)と大量のテキスト。
そしてこの団体向けに開発したソフト(ジャフネット)を使っての<実践司会>だ。
今日は司会の講座だから<実践司会>をやるけど、
このソフト(ジャフネット)は、【学習する】【制作する】に分かれていて、
学びたい時に学べるし、司会ナレーションや追悼文やパネルやDVDや映像や・・・
と、多種多様に制作することが出来る万能型ソフトなのだ。
皆さん、さすがに驚かれていた。

 

このナレーション作成システムは、ブライダル関係の司会者が一番驚く。
彼らの業界には存在しないからだ。
一様に「パソコンって便利よねえ」などとトンチンカンな事を仰る。
(あの・・・パソコンが便利なわけじゃなくて、いやそれは便利だけど・・・困る)

同じ団体に属する者同士、自己紹介も終わり、隣同士に座った者同士がコンビとなって、
いよいよ様々な課題にチャレンジしてもらう。
ニュアンスを聴いてどう思ったか、聴いたニュアンスが該当するのはどれか、
を当てていくのだが、これがなかなかクイズ形式で盛り上がる。

・・・おーい皆さん、あのちょっとスイマセン・・・ご歓談中失礼します!・・・
人の話、えー講師の話、聴いてください。
(盛り上がり過ぎ・・・うるさいくらいです)
最近、私は丸くなった・・・身も心も。
早口過ぎて呼吸困難に陥ることも滅多にない。
受講生が若い人ばかりで嬉しいが、話題にもついていけなかったりすると少し寂しい。
こんなんだから、メッキリ怒ることも無い。
仏のイデ、神様のイデ、アッラーのイデとまで言われている・・・
ということもないけど。

  

活発に発表してもらった。
どんどん意見をだしてもらい、どんどん課題にチャレンジしてもらう。
とにかくマイクを持って喋ってもらわないと、注意もできない。
この日、取材についてシミュレーションを実施。
その方法についても様々で、FAX取材・メール取材、電話取材・面談取材、
暗記取材・筆記取材とあるだろう。
いずれにしても、取材のコツは何かというテーマで話しを進め、
「聞く」から「聴く」そして「訊く」へとはどういう意味か、
またコミュニケーションを取るということは、何がポイントになるのかと実施した。
そして原稿の書き方のコツについても、箱書きの話や序破急の話。
進行台本とは、台本と付くからには意味があるんだ・・・etc
興味を持ってくれたら有難いと思う。
最後に全員でやった模擬葬儀の司会、ホールが使えず残念だったけど、
皆さん良く頑張ってくれました。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2009年10月08日 09:00

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