ベテランは一人で一カ月に30以上の葬儀司会をこなしているそうです。
働き過ぎだよ~!
彼女たちは一月ごとに研修会を開催し、癖があれば癖の指摘をして矯正し、
滑舌に難点があればその修正に力を注ぎ・・・という涙ぐましい努力の連続。
この修練と継続を支えているのは、司会部門の中心的人物である二人のK様。
部下に教える技術は・・・私より巧みですなあ。
良い司会者が育つ環境とは・・・考えさせられます。
ロールモデルが目の前に存在し、しかも一人ではなく複数いる。
彼女たちはFUNETの司会音声も聞いていますからね、上手くなるはず。
今回はプロの司会者集団の方も一緒に学びましたが、
葬儀の司会の特徴である「陰・正」、「陰・負」の組み合わせがどういうものか、
そこから導き出される「日常」と「非日常」の表現技術の違いとは、
様々なテクニックを理屈から学ぶか、実践からいつのまにかマスターするか。
そしてお手本となる司会音声がMP3という形で目の前にある。
繰り返し聴き続けることで、ヒアリングが鍛えられラーニングの基本となります。
頭だけでいくら理解しても、実演できなければ身も蓋もない。
お昼は、心のこもった手作りの地元料理をご馳走になりました。
女性スタッフの手料理ですが、感激したのは朝5時に起きて収穫したそうです。
最初から分かっていたら、朝飯食わずに来たのに・・・
携帯で写真を撮りましたので見てください。
私の記憶で間違いも多々あるとは思いますが、
1・・・山形名物の「芋煮」です
2・・・「もってのほか」天皇家の御紋である菊を食すとは、
「もってのほか」が名前の由来と聞きましたが。
3・・・「あけび」の皮の部分を食べるのです(珍しいね)。
4・・・「無花果」を甘く煮てありました。
5・・・「秘伝豆」だったかな、枝豆やだだ茶豆より断然美味い。
6・・・「だし」話題沸騰の山形の「だし」、野菜を細かく刻んだ郷土料理で、
「おくら」を入れる場合もあるでしょうが、こちらは昆布だしで作っている。
7・・・「栗とシメジのご飯」秋の味覚満載で美味。
8・・・「生野菜山形風」自宅で取れた新鮮な野菜で作ってくれました。
それから写真に写っていないのですが、オレンジのゼリーまで。
大変美味しくいただきました、ご馳走様でした。(合掌)
お昼休みに充てた45分間、皆さんで盛り上がり、食いっぱなしで時間オーバー。
ウッヒョー・・・急いで会場へ戻ります。
午後の講座は、リスニングと課題発表の連続です。
与えられたテーマ(各自違いますが)をリスニングして、
次に同じ音楽だけが流れますので、どれだけコピーできるか。
頭の中に具体的なイメージはあるものの、実演出来ない人が大多数なのに、
ここのメンバーは、どうしてどうして、こちらが唸ってしまいます。
入社3カ月程度で、どうしてこんなに上手いのだろうか・・・とか、
去年より断然良くなったねえ、余裕が感じられるし、
自分の声のニュアンスや微妙な間の調整を自由自在にやっていますし・・・。
ラストは司会席での課題発表ですが・・・
どこまでやっても、正直無理にアラを探すようで上手いのは上手い。
教えることが、もうないのではないか・・・と思ってしまいました。
女性たちは、責任を持たせると向上心に燃え、努力家揃いです。
参りました。
大変お疲れ様でした。