司会の講習は、今年から大きく変わっています。
自分をコントロール出来るか? というのを、
一つのテーマに掲げていますので、手足を動かしたり、ジャンケンをしたり。
それも普段とは別の方法で自分をコントロールします。
(若い人ほど、反応が早い・・・若いって良いよなあ)
そして同様の手法で、司会技術の向上に役立てます。
(画面に合わせて体をコントロールしています)
私の担当する司会講座は三日目ですからね、そろそろ体が鈍る頃。
じっとしていても始まりません、まずは体を動かしましょう。
えっ、何? 前日油を射し過ぎたって?
いいね、いいねえ、何処の居酒屋よ・・・油を挿したからには、
目一杯、お口が回るんでしょうな(笑)
前半は発声練習から、これから学ぶべきことの大枠を知り、
ふっーと溜息を吐きながらも、早速声をだしてもらいます。
またMP3音声再生機を机に置いてありますので、繰り返し聴いてもらいましょう。
弔電が主な内容なのですが、これだけ繰り返し弔電を聴いたこともないでしょう。
これは最後に、全員に課題発表としてトライしてもらいます。
これを発表した途端、会場の雰囲気が一変するのも不思議。
上手くても、下手でも、良いんですよ。
まずは皆の前で、マイクを通して、声に出してやってみることが大事です。
また司会だけでなく接客にも役立つ、「言葉の力」というテーマでもう一つ。
プラス思考での言い替えのコツや、トラブルにならない言い方の妙など、
あまり硬くならずにクイズ形式でやらせていただています。
(まいうー)
あっという間にお昼タイム。
ここの食事の面白いのは、朝からハンバーグが出たりするところなんですが、
(噂によると、ですよ)
年老いた私には到底食べられるはずもなく、実は一度も朝飯は食ったことがありません。
薬を飲む関係もあって、部屋で簡単に済ませております。
しかしお昼は、なかなか麺類が美味しいのです。
普通は、こういう場所で麺類を選択するのは味オンチだと思っていました、今までは。
(ごめん、なんで倒置法なんだろう)
ところがどっこいすたこらさっさ、ここの麺類は意外と美味。
最近宿泊するときは、大概麺類で済ませております。
隣の席で受講者がこんなもの食ってました。
(確かに、見栄えは良い・・・が・・・)
(ずいまー・・・そんなことはありません冗談です)
午後は、課題発表に向けてテキストをこなしていきます。
文章の切り方の原則、ニュアンスを伝えるとは?
音声の山の取り方、弔電の捌き方、進行台本の意味、間の長さの違い・・・など。
様々な表現技術と、音声の強弱の関係、音声の高低の関係、速度の速い遅いの関係。
手品でいえば、先にテクニックを理論的に解説してからマジックをやって見せる。
その上で参加者にもやってもらうのですが、頭では理解しても、
イメージとしては十分あったとしても、実際に表現出来るかというのは・・・難しい。
それでも最後は、一人ずつ課題にトライしてもらいました。
良く頑張ってくださいました、ありがとうございます。
今後もどこかでお会いするでしょうが、その際には、少しでも上達していてください。
三日間、大変お疲れさまでした。