10分サウナ・水風呂3分、10分サウナ・水風呂3分、10分サウナ・水風呂3分、
3回繰り返して私の体はクタクタのカラカラ・・・でも最高に気持ちいい。
よっしゃー、では部屋で思いっ切りビールを飲むぜ!
それもそのはず、ここは小高い山の上に立っているホテルなので、
街まで繰り出して飲むということは・・・とてもとても難しいのです。
しかし、最上階の部屋からは、一応夜景らしきものがポツリポツリと・・・。
実は、セミナーの前日・・・私が大浴場に入る前のことです。
翌日の打ち合わせも兼ねて、会食に招かれました(ホテル内)。
社長様以下数名のスタッフと食事をとりながらの情報交換でしたが、
色々と面白いやり方をされているなあ・・・と感じました。
京都という所は、日本の伝統的な文化の中心ですから、
葬儀においても昔のやり方が踏襲されて、いまだに残っている部分があるのです。
少しだけ、明日への課題が残りました。
セミナー当日。
お迎えに来ていただいたタクシーに乗って、会場に着いたのが8時前。
やはりと申しましょうか私は「死神講師」ですからね、
当然のように仕事が入りまして、通夜がありますから右往左往しながらの研修です。
少し慌ただしかったですが、それでもきっちり研修させていただきました。
今後は、口跡の切れ味を出すために~発声練習をしっかりやってもらいましょう。
それから、上手い人の司会を真似することの難しさ(この日はお手本音声)、
それは、アナウンスの強弱、高低、速度が速い・遅い、間が長い・短い、
その他表現のためのルールなど、理屈を学んでイメージした通りに声が出せるか・・・
というと、頭の中にはあるけれど、現実的には難しい。
言葉の裏にあるニュアンスは理解できるが、声での表現は少し時間がかかります。
参加者には、こちらで課題を割り振ったり、好きな課題を選んでもらったり。
皆さん本当に一生懸命取り組んでくださいました。
ここの葬儀社様は、どの団体にも所属せず独特の道を歩まれているらしい。
京都では常識なのかもしれませんが、この会社も司会は男性中心。
担当者が、そのまま司会もやっているということなのです。
見積もりから全てをこなして、セレモニーでは司会役も・・・
だからと言って、ナレーションで手を抜くということもありません。
(最近、ようやく女性にもチャンスが回ってきたようで・・・)
おまけに司会者の役回りとして、出棺時の遺族代表の挨拶の代行、
通夜での遺族挨拶の代行、法要の挨拶の代行・・・と、
まるで今流行りの代行運転のように「代行」をしていたのです。
(やっぱり京都は独特だねえ)
遺影写真も、写真屋さんに依頼しているというから・・・凄い。
ある意味、地元密着型なのですね。
参考までに、厚生労働省認定の葬祭ディレクター試験の話をしたり、
同業他者の面白い取り組みについてお話したり、
雑談をまとまりなくしてきましたが、興味を持たれた内容もあったようです。
宿題をいくつか用意させていただきましたので、
また数カ月後にはお世話になるかもしれません。
皆さんは、宿題きっちりやっといてください。
私も、依頼された件につきましては頑張ります。
上記の写真の阿闍梨餅をお土産にいただきました。
比叡山の千日回峰行の阿闍梨がかぶる網代笠を模したことが名前の由来です。
左側の写真は半紙に敷いて阿闍梨餅をお出ししています。
しかし、阿闍梨餅を半紙に包むのに手間取るというので、
右側の写真のように、工夫を凝らし袋状にしてあります。
つまり最初から袋状になった半紙をお菓子の下に敷いているというわけですが、
なかなかのアイデアですね、私は物知らずだから感心しました。
大変お世話になりました。
では来年早々にも、またお会いしましょう。