数時間の行程の後、会館へ到着。
久しぶりに会館へ伺う機会でしたので、その匂いを懐かしく感じます。
先方の都合で少し待つことになりましたので、
会館内の様子を見させていただきました。
葬祭会館は、綺麗ですね。
ここ数年で建てられた会館に行くことが多いからかもしれませんが、
ホテルと比較しても遜色ないと思います。設備は新しいですし。
大型テレビも備わっていましたので、簡単スライドショーもできそうです。
会館を見ていて一つ気になったのが販売されていた香典袋の上書き。
置いてあったものが、全て「御霊前」でした。
(上書きの書かれていない香典袋はありましたが、「御仏前」はありませんでした)
社長から香典袋の上書きの話を聞いていて、気に留っていたのだと思いますが、
「御霊前」を使わない宗派もあります。
浄土真宗では亡くなった方は即浄土に往生し、
「霊」は認めていないので、「御霊前」は用いません。
(葬祭ディレクター試験でも頻出問題です)
浄土真宗だけでなく、曹洞宗や禅宗系も一般的には「御霊前」を用いません。
しかし、一般の冠婚葬祭の書籍で、
「四十九日までは御霊前、その後は御仏前を使用する」等と誤った情報が書かれており、
「御霊前を使っていれば安心」という大衆の風潮もあります。
だから、御霊前のみを扱っているのでしょうが…。
問題の本質は、そのような風潮に流されてしまうことにあるのかもしれません。
話が逸れてしまいました。
FUNETのサポートに戻しましょう。
サポートでは、常務の女性の方に話をさせていただきました。
常務は、「私、パソコンが嫌いなのよ…」と呟きながら、
ブラインドタッチでナレーション文を作る素敵な方です。
この方が一番パソコン出来るんだろうなと思って、後ろ姿を見ていました。
上司にパソコンが出来る人がいると、部下の方も伸びやすいと思います。
ナレーションを始め、追悼文、BGM…と常務が次々と操作していくので、
あ、私のサポートは、特に必要無かったかも…と錯覚するくらいでした。
如何せん「パソコン嫌い」のため、
私が居ることでパソコンに向かう動機づけになった…という程度でしょうか。
FUNETのサポートの中でも、簡単スライドショーは好評でした。
デジタルカメラで撮影するだけで、すぐにBGM入りのスライドショーになる。
最新の技術ではないのですが、驚きがあるでしょうね。
また「簡単(時間がかからない)」ということは、
大きな価値があると今更ながら実感しています。
そういえば「時短」という言葉を、テレビでも良く聞きます。
料理番組だったと思いますが、時間をかけないテクニックが、
流行っているのだと思います。
FUNETの簡単スライドショーは、
映像作りの「時短」テクニックですね。
サポートはトラブルなく終わり、会館を後にしました。
会館から駅までの帰り道、神社があったので参拝してきました。
おみくじは、吉。
「女性のイイナリになることに気をつけよ」とのこと。
仕事のことか、家庭のことか…。
どちらにせよ、すぐに木に結びました。
しかし、結ぶのを慌てたためか、逆手ではなく利き手で結んでしまう不覚…。
この運勢が吉に転じることは無いかな。