良い奇跡の話もしたい。
ローアー マンハッタンに向かう途中、ハドソン川沿いを通った。
日本でも大きく報道された「ハドソン川の奇跡」である。
ウィキペディアより引用しよう。
2009年1月15日、サレンバーガーはニューヨーク発シャーロット経由シアトル行きのUSエアウェイズ1549便で機長を務めていたが、同便は離陸直後にバードストライクによる両エンジン停止という事態に陥った。サレンバーガーはこの状況に対し、ハドソン川に不時着水するという選択を取った。着水時に機体の破損がなかったことに加え着水後の迅速な救助活動もあり、乗客乗員全員が無事脱出に成功し、犠牲者は1人も出なかった。着水に失敗した場合、機体が真っ二つに破損する可能性もあったことから、この事故は「ハドソン川の奇跡」と呼ばれ、サレンバーガーの冷静な判断と操縦技術が高く賞賛されることとなった(ウィキより)
実際に通って分かったことだが、ハドソン川には船が多い。
恐らく観光用の船舶がかなりいるのではと思う。
サレンバーガー機長は、このことを十分承知の上で不時着水したのだろう。
救助も計算に入れていたかも知れない。
だからといってケチを付けるつもりは毛頭ないし、
グラウンド・ゼロの近くで起きた奇跡に酔うのは分かる。
マンハッタン最南端のバッテリーパークからフェリーに乗って15分、
リバティー島の自由の女神を見学に行く。
フェリーはニューヨーク・ウォーター・タクシーと書いてあった。
旅行客に人気が高いスポットだから行列が出来ていてもおかしくないのだが、
この日はタイミングも良かったのか直ぐに乗船できた。
女神像が近づく頃は一番のシャッターチャンス。
甲板の上は、観光客でごった返していた。
1886年、アメリカの独立100周年と、アメリカ・フランスの友好を記念して、
フランスから贈られた像です。
1984年に世界遺産に指定されましたが、今や自由と民主主義のシンボルです。
右手に松明、左手に独立宣言書を持ち、左足は力強く一歩踏みだされ、
体を少しよじって鎖を破り、歩き出しています。
自由と民主主義のシンボルというのが、良く分かります。
因みに自由の女神は「Statue of Liberty」ですから「自由の像」なんですが、
明治19年の像の完成を伝える新聞が、誤約?したらしいです。
でも、自由の像より、自由の女神の方が遥かに良いですね。
遠くに見えた自由の女神が徐々に近づいてくる。
リバティー島に上陸した。
何だか興奮するもんだ・・・おまけに良く見ると色っぽい。
自由の女神の周囲を回りながら、遠くに見える高層ビル街を撮影し、
お土産屋や猛ダッシュして、子供たちの分を買い漁った。
夜は、ワールドヨットツアーでディナーだ。
・・・今日はやたらと船に乗る。
続く。