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2010年03月31日

お葬式で読まれる<お経>の言葉 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

私は全て(一切経)のお経について意味が分かるわけではない。
それどころか、読めないお経本がたくさんある。
築地本願寺に通った僧侶コースの3年間で浄土真宗本願寺派については、
ある程度学んだから多少は理解できる。
だが、葬儀社は一般にお経の意味を知ろうともしないだろう。
また<偽経>の話には関心もなさそうだが、仏教という故人の受ける権利に関して、
仏教ではない思想を持ちこんで本当に大丈夫と思っているのか。
(何も考えていない人が多いだろうが・・・)
お経とは、大体「私はこのように聞いております」から始まる、
生前のお釈迦様の言行録に近いものです。
僧侶が大切なお話(お経)をしている最中に「焼香案内」とか煩いぞ、静かにしろっ!
てなもんで、色々と言いたい事はあるのだが、今日は話の矛先を僧侶側に向けよう。
それも他宗派を攻撃するようなことになってはいけないので、
我が真宗についての考察だと思ってもらいたい。

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2010年03月30日

私のグリーフストーリー① 父が旅立ちました(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

一昨年の秋、水戸から私の自宅そばに呼び寄せて、
母と共に看病をして来た父が亡くなりました。
今年はめでたく84歳、2月のはじめに寅年の年男となりました。
数年前から脳梗塞を患い、
昨年には大きな発作と共に一度は重篤な状態になりながらも、
それから約1年、私たち家族は、病床の父を中心に生きてきました。
私たちの「寝たきりでもいいから、生きていて欲しい」という願いもむなしく、
東京に迎えてちょうど1年と3ヶ月目に父は旅立ちました。

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2010年03月29日

「Ctrl+Z」(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

コンピュータでは、操作を元に戻す時に、
「Ctrl」キーと「Z」キーを同時に押すと戻る便利なコマンドがあります。
何かミスがあったと気付いた時点で「Ctrl+Z」をコマンドすると、
大抵ミスをする前の時点まで戻ることが出来ます。
私も良く使うコマンドの一つです。
ほとんどのシステムで「やり直す」は「Ctrl+Z」なので、便利なコマンドです。

この「Ctrl+Z」を日常の生活に応用したジョークが、
インターネットのニュースに出ていました。
 ※ 参照:http://labaq.com/archives/51402272.html

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2010年03月26日

第18回葬祭セレモニー司会術【キャリアアップ講座】終了 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

キャリアアップ講座は、年2回の開催ペースで来ているから9年目だろう。
現在は、実践的「葬儀ナレーション」活用講座となっているのが実情である。
要するに今は、講座がナレーションに特化した内容になっているのだが、
その理由として受講生のニーズが高いということに尽きるのである。

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2010年03月25日

本来の仏教のお話 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

日本の仏教は大乗仏教といって、インドから中国を経て日本に伝播したものです。
大乗仏教に対して小乗仏教というのがあります。
実際は小乗というのは差別的な意味合いがあるので、
正確には上座部仏教という呼び方になります。
大乗の意味は、大きな船に乗って皆を救うというような意味合いがあります。
上座部仏教は自己の利益を最優先にしていて、厳しい修行を課さなければなりません。
そして日本の我々業者が交流のある仏教は鎌倉仏教以降の仏教に限られ
大乗仏教なのですが、具体的には天台宗・真言宗・浄土宗・浄土真宗・日蓮宗・臨済宗
・曹洞宗など、開祖(祖師)が存在する【宗派仏教】と呼ばれるものです。

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【終了】2010年5月 葬祭セレモニー司会講座

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○葬祭セレモニー司会術[ベーシック講座](第40回) 詳細情報

ごあんない
葬儀社・司会業者の初心者から指導担当者まで、
すべての葬儀司会の実務担当者が対象です。
 [1]司会業務への取り組み方、方向性の確認
 [2]葬儀司会に関わる葬送知識・表現理論・進行ノウハウの理解
 [3]「進行アナウンス」&「弔電表現」トレーニング
を柱とし、総合的な能力向上を目指します。

開催日時 :2010年5月24日(月) 9:30~17:00
会場    :飯田橋レインボービル 会議室
        東京都新宿区市谷船河原町11
        TEL.03-3260-4761
定員    :30名(先着順)
参加費  :39,900円(1名様につき)
       (消費税および地方消費税 1,900円含む)
       ※昼食代、テキスト代含む

お問い合わせ・お申し込み先は、
綜合ユニコム株式会社ホームページより

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2010年03月24日

第39回葬祭セレモニー司会術【ベーシック講座】より (井手一男)

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ベーシック講座で使用するテキストについて詳細な説明をしたことがない。
当然である、そんなことをしたら参加者がいなくなるからだ。
だが説明まではしなくても、テキストの紹介程度はしておこう。
相当長い間やらせていただいているテキストだから。
その内容については綜合ユニコム様でカリキュラムの紹介があるだろうが、
どのようなことが書かれているのかという興味を持つ方もいらっしゃるはずである。

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2010年03月23日

工場長の結婚(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

昨年の夏頃だったでしょうか?
「工場長が、結婚するらしい・・・」と社長から知らされて、それはもうびっくり!
最初は、MCプロデュース周辺のどこに、そんな出会いがあったのかと不思議でしたが、
奥様になる方は大学時代のご友人とのことで「ああ、なるほど・・・」と納得しました。
私が工場長とMCプロデュースで一緒に仕事をするようになって、
いつのまにか6年が過ぎました。
MCプロデュースがITを推進する中で、私たちにも
「パソコンを使いこなせるようになって欲しい」と社長からのお達しが出て
「ええ!今さら、そんなこと・・・」と激しく抵抗したことを覚えています。

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2010年03月19日

第39回葬祭セレモニー司会術【ベーシック講座】終了 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

第39回ベーシック講座ということは、今年で13年目か14年目だ。
私にとっては長年継続している大切な司会講座の一つだ。
とにかく私の頭がまだ真っ黒で美容院でカットし(今は1,000円カット)、
体系は細っそりとスマートでウエストが70センチ台だった頃、
(現在、その頃に戻そうと奮闘中です)
受講生はオヤジばかりが(ごめん)集まって始まったこの講座が、もう39回とは・・・。
「隔世の感がある」とは、このような時に使うのだろう。
そう、世の中の変わり様は、そのまま講座に反映されている。

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2010年03月18日

日本バッシング(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

昨日の「アバター」に引き続き、アカデミー賞関連でもう一つ。
「ザ・コーブ」という映画が、長編ドキュメンタリー賞を得ました。
これは、和歌山のイルカ漁を隠し撮りして撮影した映画で、
動物保護を訴えた作品のようです。
私はまだ見ていませんが、欧米では高い評価を得ているそうです。
一方で、和歌山の地元住民は「一方的な取材だ」と反発しています。
イルカを屠殺するシーンなど、残虐に思うシーンが多々あるようです。

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2010年03月17日

「アバター」を観て(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

先日、本年度のアカデミー賞の発表がありました。
今年最も注目された作品は「アバター」でしたが、
残念ながら主要な賞は逃していました。
それでも、世界の映画の興行記録を塗り替えた超大作が
どれほどのものか観るため、映画館に行ってきました。

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2010年03月16日

葬儀司会研修会in岡山2 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

翌日の研修。
またまた津山駅から2両のローカル線に乗って、亀甲駅という所まで移動。
ただし、ハッキリ申し上げときますが、電車は1時間に1本だ。
驚いたかっ、ドゥリャーアァ!
通勤時間帯でこの有様ってことは、どう考えたらいいの。
私は時刻表を見て気が遠くなり、意識が薄れ、血の気が引いて・・・倒れかけました。

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2010年03月15日

葬儀司会研修会in岡山 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

岡山県での司会研修会・・・喜んで受けたは良いけど県内は思ったより広い。
人口70万人の政令指定都市・岡山(駅)から、電車に乗ってチンタラ移動。
北へ北へと向かうその時間・・・何と1時間半以上・・・ウソッ!
鳥取まで行くつもりかいな。
しかも、2両のローカル線に乗るのも珍しや~。
旅番組と司会研修のバーターでも考えよっか。
---♪ぶらり途中下車、司会<県周>の旅 ♪♪---(嘘)

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2010年03月12日

宴の後③(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

あまり自分の結婚のことを書きすぎてもアレですが、
③ぐらいまでは続きます。

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2010年03月11日

宴の後②(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

昨日のエッセイで早速お祝いのお言葉、メールを頂きました。
本当にありがとうございます。
大晦日で結婚のことを書いて以来、お付き合いのある方々から、
機会がある毎にお祝いの言葉を頂いてきましたが、本当に嬉しいことです。
葬儀業界は情に厚い方が多いと思います。

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2010年03月10日

宴の後①(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

終わってしまえばあっと言う間。
長かった準備期間がウソのように思えます。
今は「やりきった」という脱力感で満たされていますが、
これが悪い面も忘れさせてしまうブライダルマジックなんですね。
実際に、今のところ不満はありません。
大きなトラブル無く終わってくれたので、その点はホテルに感謝しています。

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2010年03月09日

関西へ司会研修に行ってきました その2 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

昨日の写真では、全て10円玉と同方向からの写真だったけど、
堂内の見学時には、朱に塗られた太鼓橋を渡って真横から入る仕組みだ。

平等院鳳凰堂の阿弥陀如来座像やその周囲に巡らされた来迎図からも、
平安時代には阿弥陀如来信仰が盛んだったことが理解できる。
阿弥陀如来は、元来「アミータ」と言って現在のネパール付近で起こった
「アミータ信仰」が、中国で音写されて阿弥陀(如来)となったという。
阿弥陀如来を信じて信仰していれば、臨終に及んで極楽浄土へ導いてくれる。
そういう教えが平安時代には盛んになって、結果来迎図が描かれたのだ。
(注)私は来迎を「らいごう」と読むが、浄土宗の方は「らいこう」と濁らない。
来迎(図)については浄土教の教えで、臨終の際、紫雲に乗った阿弥陀如来が、
脇侍(きょうじ)と言って左右に従えているのは、観音菩薩と勢至菩薩。
雲の上に立って合掌しているのが観音菩薩、蓮台を持っているのが勢至菩薩。
(注)菩薩とは、如来の一歩手前の位である。
更に井手流に表現すれば、仏の位にリーチが掛った状態なのが菩薩という、
と言って偉い僧侶に笑われながら怒られたことがある。
「間違ってないけど、正しくない・・・が面白い」と。

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2010年03月08日

関西へ司会研修に行ってきました その1 (井手一男)

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毎年、寒い時期は司会研修の仕事は一段落し
代わりにFUNETの新システム開発に力を注いでいた。
しかし、この冬はどうしたことか、暮れの12月にも司会セミナーの仕事が入り、
1月だけが唯一のお休みで2月に入ればもうセミナーが稼働している。
ありがたいことだ。(ただ・・・新システムを創る時間が)

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2010年03月05日

いよいよ披露宴(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

今週末が、結婚披露宴の日になってしまいました。
あと2ヵ月、あと1ヵ月と思っていたら、あっと言う間に時間が過ぎてあと2日。
披露宴に来れない友人からもお祝いが届いて、
いよいよ「その日」を迎えるのだな…という心持ちです。
まだ、特別な緊張感は無いのですが、
挙式が始まるとどんな顔して立っていれば良いのやら不安です。
最近はスポットライトを浴びることもないので、
変な緊張感が湧いてくるでしょうね。

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2010年03月04日

記憶に新しい「おふくろさん騒動」について② (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

昨日の続き。

さて、その後の現実の進行(森さんはおふくろさんを封印しますが)とは別に、
作詞家が歌わせないと言ったら、歌手は歌えないのでしょうか。
結論から言えば、歌えます。
ただし、勝手にパースを付けたり、歌詞を変えたりはできません。
既存の歌詞や楽曲(メロディ)は著作物に当たります。
よって著作権者の許可が必要です。

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2010年03月03日

記憶に新しい「おふくろさん騒動」について① (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

またまた「著作権の世紀」―ー変わる「情報の独占制度」
・・・著者、福井建策(集英社新書)から。

音楽に関する様々な権利は非常にややこしい。
だから具体的に「おふくろさん騒動」について考えることで、
<音楽のアレンジに関する権利>というものについて考えてみたい。

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2010年03月02日

祭の後(工場長)

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バンクーバー・オリンピックも終わってしまいました。
個人的には、真央ちゃんの悔しさ滲むインタビューが一番印象的でした。
残念でしたけど、本当に頑張ってくれたと思います。
最終的に、日本勢は銀メダル3個、銅メダル2個ですか。
少し寂しいですが、健闘した選手には拍手を送りたい気持ちです。

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2010年03月01日

チリ大地震(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

先月27日の未明に起きたチリ大地震。
マグニチュード8.8の激しい地震でした。
私が被災した阪神大震災がマグニチュード7.3でしたから、
どれほどの大きな揺れがチリを襲ったか想像を絶します。
まだ現地の情報網も混乱しているようですが、
多くの方の無事を祈っています。

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