日本も、翌日の28日に大津波警報が発令されました。
3mの津波予想でしたので、近年にない大きなものだったと思います。
実際は1m以内の津波がほとんどだったようです。
ただ、宮城県では一部冠水被害があったようで、
余震による津波も心配なところです。
震源地が遠方の地震では、津波が最も心配される災害です。
津波はその恐ろしさの一方で、人々の認識は甘いと言われています。
以前、防災をゲームを通して学ぶ試みに参加したことがありますが、
津波に関する教育の重要性を、強く訴えていました。
当時聞いた話を思い起こすと、
例えば、台風時の3mの波と3mの津波は違うということ。
台風時の3mの波は海岸に断片的な海水を吹きかける程度であるのに対し、
3mの津波は何キロリットルもの海水が一気に海岸地域を襲い、
自動車や多くの人を簡単に飲み込み沖へ引きずり込む力があります。
つまり、高い波の壁が襲ってくると。
上記は津波の映像ですが、
この規模の津波でも自動車を簡単に動かしてしまう力があります。
人間が津波に飲みまれると、立っているのも困難。
2mの津波でも、飲み込まれると命を落とす危険があります。
実際、2003年に発生した十勝沖地震は、2mの津波で被害者がでました。
今後も、余震における津波の心配があります。
沿岸付近の方は、津波に十分ご注意ください。
ちなみに、今回の津波情報の伝播に関しては、
twitterというインターネットサイトにおいて、
早く最新の情報が流れていたように思います。
twitter上の一般市民の情報に、原口総務大臣や茅ヶ崎市市議員も反応しており、
有意義に活用されていた様子でした。
一般市民の声がこれほどスピーディに政治に影響を与えることは、
今までにない画期的なことだったと思います。