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2010年03月12日

宴の後③(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

あまり自分の結婚のことを書きすぎてもアレですが、
③ぐらいまでは続きます。

結婚式と言えば、「感謝」です。
今まで育ててくれた親を始め、会社、友人、仲間に対し、
一つの節目として感謝の気持ちで溢れる日です。
最後の挨拶の際は、来賓・列席していただいた方はもちろんですが、
お世話になった葬儀社の皆様の顔も浮かんでいました。

私達夫婦は、大学時代に付き合い始め、
社会に出てからは一度それぞれの人生を歩み、
昨年、再び巡り合って結婚に至ったという経緯があります。
MCプロデュースで働いた5年間があったから、
人間的に成長し、彼女にも認めてもらえるようになったと思います。
その間には、多くの葬儀社の皆様ともお付き合いいただき、
人として多くの勉強をさせていただきました。
自分の成長は、自分ではあまり気付かないものですが、
いつの間にか、皆さんに変えられていたように思います。
そういう意味では、自分の力で結婚したといういうより、
皆様のおかげで結婚できたという意識が強いです。

葬儀社の皆様とは、特にFUNETのサポートで、
お世話になることが多くありました。
どこにサポートに行っても、相手の方々は年上でした。
一付帯業者として扱われることが殆どですが、
私も気付かないような自然な形で、御配慮いいただくことも多くありました。
「大人の気遣いとはこういうものか」と、一つ一つが糧になっていた気がします。

また会社でも、同僚…と言っても先輩ばかりで、
同期といった横の関係はありませんが、
いつも上を見て、相手の言動を勉強することが多かったように思います。
特に、人に対する自然な気遣いは、
勉強になる方々ばかりに恵まれたと思います。

ま、今でも「ちょっと気の利かない」と言われていますので、
一人の人としてまだまだなのでしょう。
それに、同期や後輩がいないので、
逆に、同年代の人や年下の人と接する時は、右往左往してしまうかもしれません。
自分よりも年の若い人と接するときにこそ、
本当の優しさや気遣いというものが生まれる気もしますので、
そういう意味では、これから真価が問われそうです。

結婚して何が変わるという訳でもないのですが、
一つの節目として、感謝を申し上げます。
色々と良くしていただきまして、本当にありがとうございました。
そして今後とも、変わらぬお付き合いを、
どうぞ宜しくお願い致します。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2010年03月12日 08:00

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