10年に1度くらいでしょうか。
尻に病気を持つことは、それくらいの割合です。
古くは小学校の時、オデキが尻に出来まして、
それを取ってもらいました。
次に、大学に入るか入らないかの頃に痔になりまして。
ほぼ今回と同じ症状でしたので、これは痔だなと…。
薬をもらわなければ治りが遅いということで、
先日、病院に行ってきた訳です。
まぁ、父親が大腸癌が起因して亡くなっているので、
あまり油断できない事情もあります。
近所には「所沢肛門病院」といって、
肛門しか診ませんよと言わんばかりの病院があります。
それだけに専門性も高いようで、
行ってみると20人くらいが待合室におりました。
丁度「研修」の人数だなと思って見ていたのですが、
そうしたら診察には30分くらい待つのかと思って辟易したのを憶えています。
痔のキャリアアップはしたくないものです。
憶えておきたい記憶というものはここまでで、
これからは後世、尻の病気に掛る人のために書くようなものです。
覚悟はしていたのですが、
診察室に入るなりベルトを緩めてくださいと言われ、
診察台に横になると、ズバッとズボンの尻の方を下げられる訳です。
「人生、楽ありゃ苦もあるさ」ですよ。(苦と言うよりも、恥か)
しかし、専門医はさすがプロ。
診察はスピーディーで、
「いつから違和感がありますか?」「出血は?」と手早く問診をするなり、
私のケツ周辺を診ながら「血栓性外痔核ですね」と診断する。
痔には外と内の2種類あるのですが、要は、外の痔でした。
さらに、「ちょっと痛いですよ~」と言われて、
こういう時はチョットじゃないんだよなと思っているうちに血栓を取られる。
痛ぇ。
後は薬を塗られ、病状の説明を受けて終わり。
案外スピーディで、恥ずかしいと思う前に終わっています。
ま、病気ですからね。
恥ずかしがる必要もないと言えば無いのですが。
むしろ、薬局に投薬をもらいに行った時、
薬の説明を丁寧過ぎる程丁寧に受けた時の方が、気恥ずかしかったですよ。
お姉さんが「肛門、肛門」と連呼するから、笑いを堪えるのに必死でした。
恥ずかしい話は、スピーディにシステマティックに進めるに限りますよ、全く。
ということで、痔の話でした。
嫁は痔で良かったと言っているから、ある意味、寿かもしれません。
皆様もお尻に違和感を覚えたら、早めに病院へ行くことをお勧めします。