環境水族館と謳ってあるだけに少しは勉強にもなりました。
北極の氷は、海水が凍ったものですから塩分を含むのが当たり前。
ところが南極の氷は、陸地に積もった雪が氷の塊に変わったものですから、
一切塩分を含みません。
(この事実を知らなかった私は、一体学校で何を教わったのでしょう)
南極大陸の氷の厚さは平均で2.500mもあり、
そこには数万年前の地球の空気が閉じ込められています。
この氷と空気を分析すれば、当時の地球環境を知ることができるのです。
また「アクアマリンふくしま」は、水族館のバックヤードツアーなるものをやっていて、
普段は見る事の出来ない水族館の裏側を見学させていただきました。
様々な水槽の裏側へ回り、正面から見たのとは違って意外と大きいのには驚きました。
それと魚がどれも小さく見えましたが、本当はかなり大きいのです。
それにチョウザメの寿命が平均100年位と言われたのには参ったね。
キャビアしかイメージがなくて、その魚の寿命なんて考えた事もなかった。
またキャビアが獲れるようになるまでのチョウザメの大きさも勉強になりました。
釣り堀体験のようなコーナーでは、入れ食いどころかまだ餌が空中にある時点で、
次々と飛びかかってくる銀鮭(だったと思うが)には閉口した。
しかも釣ったらリリースは出来なくて、必ず食さないといけないとか。
一匹80円で調理するスタッフも揃っていた。
少し愚図ってみたけど、係員が絶対駄目だと言う。
郷に入っては郷に従え、じゃないけど仕方がない。
5匹をあっという間に釣った。
それを持って調理場へ・・・すぐさま捌かれた。
ピクピクしていた・・・頭を落としても一部動いているモノも・・・
ゾッとしながら捌かれる様子を見ていたら、今度は衣を付けられて油の中へ。
うひゃー、と思ったが、ここまでくれば普通の調理と変わらない。
やがて香ばしい匂い・・・と共に食欲が増してきた。
出来あがり・・・家族で取り合い・・・あっという間に平らげた。
命を頂くっていう事は、やはり「いただきます」なんだ。
金子みすずの詞に「大漁」がある。
朝焼け小焼けだ大漁だ
オオバいわしの大漁だ
浜は祭りのようだけど
海の中では何万の
いわしの弔いするだろう
今日は、全くの雑談でした。
では。