我が家の犬は、まず「チロ太」という中型犬(オス)が無人の母屋を守っている。
この犬は、姪が近くの山で拾ってきたものだ。
まだ7~8才だと思うが、一番の長老ということになるだろう。
数か月で拾ってきて、当初は部屋で飼い、少し大きくなってからは戸外で飼った。
性格は大人しく、食欲は普通だ。
雑種だから血統がよく分からないが、恐らくハスキー犬の血が混じっているようだ。
庭にいる猫に対して、威嚇する眼差しは鋭い。
次に同じ敷地内に建っている我が家の番犬は、「クロ」という。
その名の通り真っ黒な中型犬(オス)である。
少し素直すぎる馬鹿犬だけど、そこが何ともかわいい。
これも姪が、無理やりに近い形で・・・いただいてきた。
当時の姪の「もらってあげて・・・お願い」攻撃は凄まじく、
「かわいそうだから」とか「処分されちゃうから」とか、あの手この手を使った。
所謂泣き落とし戦略にまんまと掛ったというか、掛ってあげたというか。
小さい頃は座敷犬として可愛がったが、数か月で思いもよらぬ大きさになり、
とても室内犬には無理ということで、番犬への道を歩むことになる。
食欲は旺盛というより凄まじく、口に入る物なら何でも食べる。
体も中型犬と大型犬の中間程度の大きさで、年に4~5回鎖を千切って脱走する。
その鎖は、大型犬用のものだが、クロのパワーは凄い。
ところが餌が欲しくなるのか、敷地から外に出るのが怖いのか、
直ぐに戻ってくる・・・とても扱いやすい犬である。
雑種だから血統に関しては不明。
室内犬の「ナルト」。
フレンチブルドックのメスである。
小型犬~中型犬の間。
目が「お前はフランス人かいっ」て言うくらい青かったり、グリーンだったり。
やっぱ外人というか、外犬というか・・・モノが違うね・・・
と言っていたのも当初だけ、所詮は犬である。
ボンジュールと言う筈もないし、ハアハアいいながら餌を欲しがる。
更に贅沢な事は、暑さに対してからっきしダメであり、夏になると散歩に出て
帰りは動かなくなり、飼い主がダッコして連れて帰ることも。
(すれ違う方には笑われる)
血統書付きの犬は贅沢だ。
過去に2度も入院し、手術経験がある。(金が掛るのだ)
ただ、性格は我慢強く、穏やかで滅多に声を上げない。
やや肥満気味だが、家族皆に愛されている。
そして最近我が家では「サスケ」というウェルシュ・コーギーを娘が購入した。
牧畜犬として活躍したり、英国王室でも飼われたことがある犬らしい。
室内犬だから、「サスケ」と「ナルト」は向かい合わせにゲージに収まっている。
まだ2カ月程度だから、超カワイイーのだ。
寝てる時なんぞは無防備で、まさに大の字。
朝と晩・・・必ず抱っこしてやらねば気が済まない。
性格もまだ不明・・・今後の成長が楽しみである。
<余談>
二羽のウズラは、現在ウッドデッキで飼っているのだが、
これも室内犬を飼ったことが一因である。(他にも理由はあるが)
元気に卵を量産してくれている。
そして数日前、玄関に燕君が来てくれた。
季節の変わり目を教えてくれる。
毎年の事だけど、元気に子供を産んで、巣立ってくれるまで待とう。
玄関の下はフンの掃除で大変だけど、今年はどんなドラマが待っているか。
今から楽しみだ。