さて、今年の葬祭ディレクター技能審査ですが、
問題集を一通り見る限り、大きな変更はなさそうです。
司会の解答が、例年と比較して変更されていました。
実技筆記は、毎年10~20問程度の変更が行われていますが、
今年も同様です。変更された問題を見ていると、
特に気になるジャンル(言葉)は、
・後見人制度(法定後見、任意後見、成年後見)
・病院における診療情報の提供
・エンバーミング
・コンプライアンス
といったあたりでしょうか。
新たに覚えないといけないジャンルもありますね。
実技筆記も、取り扱う範囲が年々広がっている気がします。
ちなみに、昨年の試験の合格率は、
2級が71.2%、1級が70.5%。
全体としては、2級の合格率が下がり、
2級1級共に70%程度に落ち着いたと感じます。
各科目の得点率を見てみると
実技筆記では、2級が59.6%、1級が75.1%。
接遇では、2級が92%、1級が92.5%。
司会では、2級が86.3%、1級が77.8%。
幕張では、2級が84.2%、1級が74.3%。
昨年は、2級の実技筆記が難しかったのでしょう。
得点率の低さが、際立っています。
あくまで私見ですが、試験の難易度をコントロールするとしたら、
学科試験か実技筆記しかないですからね。
葬祭ディレクター合格のためには、学科試験と実技筆記で、
いかに高得点するがポイントとなりそうです。
余談ですが、昨年の学科試験を、早速解いてみました。
正解は、、、82問。
昨年は60問正解だったので進歩しているのでしょうが、
まだまだ曖昧に憶えているところがありますね。
また、一年経ったら忘れてしまう知識もあります…。
特に仏教の歴史問題や法律の問題など。
反省。
というわけで、受験される皆様と共に、
今年も頑張って行きたいと思います。