グループの拠点となる葬祭ホールがS市にあります。
中心部からは離れた場所にありますが、皆さん仕事が終わってから、
熱心にかけつけてくださいます。
セミナーは夕方から始まりますので、
私はいつも当日にいくつかの電車を乗り換えて、東京から現地に入ります。
風光明媚な場所で、いつも心が癒されます。
講座のテーマは毎回異なります。
2年目は主に葬祭ホールを実際に使った接遇実践でした。
ご遺族やご遺体のお迎えシミュレーションからはじまり、
控え室ご案内等など、基本的な動き、言葉遣いを繰り返しトレーニングしました。
グループ全体でのこのような試みは初めてとのことで、
スタッフの方々はとても楽しんでくださっています。
この講座は、何回か行う内にためになるということで、
新人スタッフも参加するようになりました。
葬儀社様の場合、時間の無い中での教育なので、
同じ程度の現場経験者だけ集めるということが難しい場合が多いです。
同じセミナーの中で、様々な経験者が受講するわけですから、
新人スタッフには、マナーの習得状況を確認しながら、
リーダークラスには、全体を見る目も養いながらという講義の仕方になります。
ですから講座内容は、初級レベルから中級・・・と、
様々な視点でのトレーニングが求められます。
講師としては少し大変ですが、受講生一人一人の視点に立ってご指導が出来るように、
工夫しているつもりです。
今年度は、第Ⅲ期になります。
今年は新たに新人スタッフ向けに、初歩のマナー習得セミナーを開催することになりました。
葬祭ホール支配人向けには、さらなるレベルアップを目指して、
葬祭ホールの接遇マニュアル作成に取り組む予定です。
今年も頑張りましょう。心からサポートいたします。