気分もよく早起きして準備をしました。まずは滑舌トレーニングです。
講演ではどちらかといえば早口でしゃべっていきましので、言葉の切れは重要です。
次はテレビ体操です。関節を回して動かして、全身の調子を整えていきました。
今、セミナーシーズン真っ盛りで、疲れは相当たまっています。
腰がちょっと具合悪くて、
セミナーでいきなり着座姿勢の模範演技をして「ギクッ」なんてなったら大変です。
準備体操は発声練習の次に大切です。講師業は本当に体力勝負です。
9時過ぎに会場入りすると、たくさんの方々がすでに集まっていました。
初日の朝早くからご来場いただいた皆様、本当にありごとうございました。
講師をさせていただいたシンポジウムは、
北は北海道、南は九州から100人以上の葬祭スタッフの皆様が集まってくださいました。
ありがとうございました。
会場を歩くと、全国から集まった顔見知りの方が声をかけてくださいました。
この瞬間が本当にうれしい私です。
「MCエッセイを読んでいます」という初対面の方もいました。
このエッセイを全国の方が読んでくださっていることを改めて知りました。
本当にありがとうございます。
今年のシンポジウムで私は、セレモニーアテンダント養成講座として、
葬儀接遇の3つのテーマからお話をいたしました。
その中でも今年初めてお話させていただいたのが、
「悲嘆心理学から見る顧客サポートのコツ」です。
私は現在、グリーフカウンセリングセンターという組織で、
グリーフカウンセリングの勉強をしています。
カウンセラーになるためのカリキュラムの一通りは終了して、
認定グリーフカウンセラーの資格をいただきました。
臨床経験はまだ途上ですが、
悲嘆の方の心理やそのサポート方法の理論をかなり専門的な視点から学んでいます。
と同時に今回は、2月に父を亡くした時の遺族としての悲嘆心理を、
その理論に重ねあわせたテキストを作りました。
スタッフが葬儀の中で、お客様の悲嘆心理を
どのように理解してアプローチをするべきかこれからも研究していくつもりです。
2日目の会場では弊社の井手に会いました。
電話ではよく話しますが、顔を見るのは久し振りでした。
工場長もいました。会社の仲間に支えられて私もどうにか頑張っています。
今年で6回目のシンポジウム講演も無事に終わりました。
秋からは、中央仏教学院の通信講座で浄土真宗の教えを学ぶことにしています。
宗旨宗派の教えや考え方をスタッフ教育に、
特に葬儀接遇のカリキュラムに取り入れていけたらと思っています。
私自身の知識を広めるためにも、今からとても楽しみにしています。
私もまだまだこれからです。頑張って参ります。
どうぞよろしくお願いいたします!