熊本からの参加者も含めると総勢28名。
初日は1.2級受験者とも同室で、接遇実技と実技筆記試験対策を行う。
そして最後に実技筆記対策の模擬試験と学科試験対策の模擬試験をやった。
1級の受験者も2級の学科試験を受けてもらったが・・・難しそうだった。
だったら1級の学科試験の模擬テストの結果は・・・心配だ。
答えはネット上にありますから、またその理由はログインしてもらってからです。
これからの葬儀社は、ネットを使わない事は考えられません。
ネットの良さの一つは、ハイパーリンクですから、次から次へと知識が集積されます。
<知っているか><知らないか>という、それだけの差なのですが、
それがそのまま知識の差となって表れてしまいます。
今は、小学生でも使っていますから・・・。
鹿児島の研修会場の入り口の全てに、薬液に浸かったマットが敷き詰めてあり、
出入りする人々は全てそのマットの上を歩かねばならない。
テレビ等では見ていたが、これが口蹄疫対策なんだと実感した。
この数ヶ月、皆さんの日常は想像以上に大変なんだなあと思う。
しかし、研修には何の支障もなく無事終えることができて帰路に着く。
(宿泊施設からの眺めです・・・眼前には桜島)
講習では色々とあったが、私自身もこの鹿児島研修はドキドキの移動になる。
元来、鹿児島の研修会場は、鹿児島空港からバスに乗って90分程度。
羽田から飛行機で鹿児島へ向かう時間とほぼ同じ。
いつも「遠いよなあ・・・」と思うが、往路は全く問題がなく、
恐れていた集中豪雨も、桜島の断続的な噴火も小康状態を保ちつつあった。
持参した雨笠も無駄になり、「なあんだ、こんなものか」と思っていた。
・・・時が一番危ないのだった。
鹿児島空港で飛行機の発着が遅れるのは良くあることだが、何せ最終便だから、
羽田に着いてからが忙しくなるよなあ・・・と、30分遅れで飛びたった。
羽田上空・・・天候不順もあり、また飛行場の混雑なども重なって、
千葉県の館山上空を何度も旋回したあげく、「成田なんかに着陸したら嫌だよ」
などと思いながら、明日ユニコムさんの葬祭フェア会場へ向かう道筋が頭に浮かんだ。
・・・最悪のシナリオになったら本当に困る。
第一パソコンを持参していないから、講座そのものが不可能になるのか。
着陸許可が下りてやっと着いたが、そこからの連絡が難しい。
無事に埼玉の自宅へ戻れるだろうか。
とにかく所沢までなら最終のバスに間に合うからと飛び乗った。
都内の高速道路を疾走するバスの中から見たのは、玉突きの4重衝突事故。
最悪、最低・・・止まった、バスが止まった・・・
バスの中に「泊まった」にならなければ良いが。
そりゃあ、いずれは動きますよ・・・バスなんだから。
でもね、もう時間が・・・無理っす・・・トホホ。
飛行機はいつも不便だと思う。
サービス業ではないね、あれは。
飛ばなくなれば「ご迷惑をお掛けして申し訳ありません」と口で言うだけ。
飛行場近くのホテルの手配をするわけではないし、
登場予定の客は自分でホテルを探さねばならない。
更には、翌日の飛行便の手配にも行列に並ばなければならない。
だからと言うわけではないが、私は元キャビンアテンダントという人達の接遇が嫌いだ。
葬祭業界にもたくさんいらっしゃったが、彼女たちは保安がメインの仕事だから、
つまり接遇的に素晴らしい教育を受けたとは思えない。
葬儀の接遇は・・・彼女たちが想像しているより遥かに難しいのだ。
くそっ、またも飛行機にリズムを狂わされた。
乗らなければ仕方がないのだが、もっと便利な乗り物が発明されることを望みたい。
遅くなったが家には辿り着いた。
明日は朝一から事務所で打ち合わせ、その後直ぐにフェア会場へ向かう予定。
鹿児島と熊本の皆様、大変お疲れ様でした。
今頃はぐっすりお休みの事と存じますが・・・ガンバレよ!
ZZZzzz・・・