実は秋田といっても、夏は暑いのだ。(当たり前)
秋田駅に着いたのが昨夜の10時半過ぎだったが、30度以上ありました。
駅には観光客用に用意された、冬場に登場する「なまはげ」が飾ってあった。
青と赤のコンビなんでしょうか・・・結構な人気でした。
そして会場となったホテルへの道沿いは、間もなく行われる竿灯祭りの準備中。
道路の中央に座席を設けてあり、ここで美味しいビールを飲むのでしょう。
今年は1・2級合わせて20名の参加。
試験自体は受験する方がもう少しいるようですが、
何せ昨年の実績が良かったので・・・ほとんど落ちてる人がいないのですから・・・
皆様の頑張りには感謝いたします。
今年はホテルで開催されるということで、講座終了後にはお決まりの親睦会。
親睦会ないしは懇親会という名前以外は使っちゃいけません・・・と習いました。
いつだったか、つい「宴会」といったら物凄く叱られました。
でも、現場レベルでの交流には笑える話がたくさんあってとても興味深い。
かつて「おがち(地名)」の方では、神道の神饌物に困った挙句、
川魚の代表として神官が自ら金魚で良いと言って持ってこられたとか・・・。
(記憶違いなら申し訳ないが)
それも金魚鉢に入れられて・・・どこにでもあるポピュラーな曲線の形の器・・・
赤い金魚が優雅に泳いでいたそうです。
それが神道の祭壇に飾ってあるなんて???
不思議な地方ですねえ・・・勿論応急的な処置だとしてもですよ。
東京ではとても考えられません。
今回は、納棺(入棺)の前に豆腐を食べ、別れの盃を飲むというお話。
これは、川崎の稲城の地域や八王子や日野の一部にも見られる習俗と共通していました。
豆腐には醤油を掛けてはいけない所も同じだし(食いにくいので塩をふります)、
盃は、水盃のこともあるし、本当にお酒で清めるバージョンもあります。
また、豆腐を食す時の「戻り箸」が禁じられている点も共通していました。
一つだけ面白い点は、故人の口に梅干しを入れる事でした。
「何のために梅干しを入れるのですか?」
と尋ねたら、その方も遺族にお聞きしたらしいのですが、お年寄りが答えたそうです。
「遺体が、腐らないように」
あまりに素直で、言葉を失います。
お弁当じゃないんだけど、遺体も生もので腐敗は避けられないですから。
そんなお話で盛り上がりました。(いやあ、勉強になります)
懇親会終了後は、私は部屋に戻って下着の洗濯。
8日間の出張なので、洗濯もしなければなれません。
Yシャツはホテルでクリーニング出来ますが、下着はそうはいきません。
脱水機がないので、井手方式で洗濯物の中心を持って、風呂場で高速回転させます。
少し下着が伸びますが、乾きが早いのでこれで間に合わせます。
この日の夜遅く、大声でホテルに戻ってくる連中が結構いましたが、まさか・・・。
翌朝。
あー二日酔いのまま出席している受講生が数名いました。
仕方がありませんですねえ。
眠らせないように、頑張りましょう。
皆さん、積極的に参加してくださってありがとうございます。
葬祭業界を取り巻く環境の変化について、大いに興味を持っていただき、
また葬祭ディレクター技能審査試験にも、その変化の波が見てとれます。
葬祭業界の中にいると、どうしても周りが見えません。
変化は確実に外からやってきます。
何にでも興味を持ってください、そしてネットは当たり前のように使いましょう。
秋田の皆様、大変お疲れ様でございました。
終了後、直ぐに盛岡に向かいました。