盛岡に着いたけど、取り敢えずホテルに向かう。
予約しようと思っていた例年泊まるホテルは、「盛岡さんさ踊り」の影響で全部アウト。
仕方なく、駅からは少し離れたホテルに泊まることになった。
ところが伺って見ると、そのホテルは盛岡公会堂の近くにあり、
つまり「さんさ踊り」の出発点の傍だったわけだ。
一度は見てみたいと思っているが、縁がないのだろうか。
では皆さんもネットでどうぞ!
「昨年の動画を見て下さい」
想っていたより迫力がある、躍動感がある。
統一された勇壮な動きは、見る者を惹き付ける魅力が備わっている。
「さんさ」とは、一体なんぞや?
「さんさ」は「参差」と書くらしい。
盛岡の「さんさ踊り」は「統一さんさ」と呼ばれ、
各地に伝承されている「さんさ」を纏めたものらしい。
で、「さんさ」とは盛岡のあるお寺に伝わる「三つ石伝説」に由来するらしい。
その昔、岩手山が噴火して火口から三つの石が飛んできた。
火の中から飛んできた有難い石を神として崇めた。
その頃、市中には鬼が徘徊し悪事を働くので、その石に鬼退治を祈願した。
願いは聞き入れられ、鬼は三つの石に手形を押して、この里には来ませんと誓った。
人々は歓喜して「さんさ、さんさ」と歌い踊ったという。
この「さんさ」という言葉は、古くから伝わる囃子言葉のようだ。
では研修の報告を。
盛岡に来て4~5年目位だろうか。
ここへ来て、漸く軌道に乗り始めた感がある。
成績が上がってきた、ということは、勉強しなければならないということが、
受講生から次の年度の受講生へと伝わり、流れに乗りつつあるということだ。
その上、秋田出身のI様が盛岡に居すわって(かつて秋田で活躍していらした)、
あれやこれやと指示を出しまくっているらしい。
(私は彼の言葉が、4割理解できないのだ・・・アハハ)
熱血漢のI様のことだから、色んな意味で刺激を受ける人は多い。
ひょんなことから変化は起こる・・・良い方向へ変化するだろう・・・多分。
女性の受験者が少ないのが気になるし、そもそも受験を望む人の数も少ないかも。
盛岡は岩手県内でも特別で、寺院の権限が強くホール葬に反対されることもあるとか。
しかし、いずれ時代の流れには逆らえなくなるはずだ。
と、書いたら樹木葬で有名な一ノ関の寺院の話になった。
ここは、私有地が周囲にたくさんあり過ぎて、
だからこそ春と秋の一時期だけしか、樹木葬のこの山には来れないらしい。
「なんだ、そうだったのか・・・だから桜の木が一番人気なのかな」
地元に行って聞いてみないと本当の所は分からないものだ。
このホールにも、以下のような看板が掲げられていました。
葬祭サービスを受ける側の人でも、この程度の知識を学ぼうとしているのだから、
葬儀社は、葬祭ディレクター技能審査を受験する人は、知識としてそれ以上が一般。
だから、難しい・・・などと言うなれば、
そもそも知識が何もなくて、何が葬儀社だ・・・となる。
勉強することは当たり前、ニーズを掴んで当たり前、誰かに頼るのではなく自分でやる。
分からないことは、携帯の辞書機能でもネットでも直ぐに調べられるはずでしょ。
二日間みっちり汗を掻き、そして勉強しました。
初日終了後の親睦会も大変有意義でしたよ。
残念なことに、皆さんが酔うと、何を言っているのかさっぱり??でしたが。
ただ、顔を見ていれば楽しそうだなというのは理解できました。
外国に行っても、ボディランゲージです。
ましてや日本なんですから・・・。
皆が笑えば、「ここは笑うとこだな」と笑っていました・・・。
皆様、大変お疲れさまでした。
帰りはこのまま地元埼玉で研修です。
では。