自殺…なんて書くと、その文字を見るだけで落ち込んでしまいそうですが、
自殺は新聞でも関連記事が良く掲載されるし、
12年連続で3万人以上の方が自殺で亡くなっている。
社会的な問題の一つでもある。
平成22年版 自殺対策白書の統計を見てみてみると、
1997年から1998年にかけて自殺者数が急増している。
あの頃の世相を振り返ってみても、特に何かあったという記憶がないが、
およそ不景気が原因の一つにあるだろう。
ふと、株価の推移を見てみたが、1997年頃が特別不景気という兆候は見えにくい。
自殺の場合、より大きく影響するのは失業率か。
失業率を調べてみると1997年頃から増加している。
仕事があるということは、自殺を防ぐ上でも重要なことなのだろう。
ちなみに、年齢を5歳おきに区切った場合、
15歳~40歳間の全ての死因の一位は自殺である。
全年齢の死因を統計でみると悪性腫瘍(癌)や心疾患の数が多くなるが、
15歳~40歳の葬儀の場合は、自殺で亡くなっている可能性の方が一般的である。
(自殺が一般的とは、あまり考えたくはないですけどね)
そういえば先日、「教師が知っておきたい子どもの自殺予防」が新聞に載っていた。
教育においても自殺予防は重要な課題の一つなのだろう。
うつ病やいじめを考える授業を行う学校もあるようだ。
何だか取り留めもない話題になってしまった。
「自殺に関してどう思うか」なんて、それこそ友人との会話にもならないし…。
(自殺を心配されても困りますし)
というわけで、今日のエッセイは、こんな感じです。
PS.
1997年を調べてみると、
エルニーニョ現象の影響で世界的な異常気象が起きた年らしい。
もしや、暑い夏と自殺は関係あるのか……いや、ないか。