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2010年09月02日

ウォーキング・ウィズ・ダイナソーを観て (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

今春、恐竜ライブの世界ツアーが漸く日本上陸ということで話題をさらっていた。
全世界500万人が興奮・・・とチケットを取るだけでも大変で、
8月の公演を観劇するために3月~4月頃チケットを入手した記憶がある。
全国7か所、70回切りの公演だ。
たかが恐竜ショーを観るのに、忙しい合間を縫ってというか、
事前にNGを出さなければ無理であった。
しかし私は恐竜も大好きなのだ、特に当時の哺乳類・・・系統的に我々の先祖に当たる
ネズミ程度の哺乳類が歴史の中で大逆転をしてしまう物語は好きである。

ところで、この夏フクイティタン・ニッポネシス(日本産の福井巨人)という学名が付けられた
全長10メートルにもなるという大型恐竜の化石が発見された。(凄い)
国産恐竜で学名を持つものは、これで4例目となる。(よっしゃア)
福井県の勝山市や九頭竜川沿いと言えば、恐竜ファンにとっては聖地である。
それはAKB48が、秋葉原のお兄さんにとっては神のように感じるのと同じだろう。
振り返れば、1982年に石川県の女子中学生が拾った化石が、
後に肉食恐竜の歯だと判明してから、恐竜探しの情熱は沸騰したようである。
この地のジュラ紀から白亜紀にかけての地層は宝の山であるらしい。
一度は福井県の当地にある「恐竜博物館」に行かねばなるまい。
行きたいなあ・・・福井には行ったことがあるのですが、ここにはないのです。

栄華を誇った恐竜が、といっても小さかった恐竜が時代の変遷で進化して、
身体を大きく変化させ、ついには何千種類もの大恐竜時代となって栄えたのだが、
ある時、そこに暗雲が立ち込める・・・。

物語は、三畳紀からスタートしジュラ紀、休息を挟んで、そして白亜紀へ。
白亜紀に入り、ジュラ紀とは違って地球の植物は大きく変化します。
「花」が生まれたのです。
それ以前の世界では、「花」は存在しません。
そして虫によって花が育てられていくという生態系が生まれるのです。
この辺りの演出が巧いと思うか当たり前だと思うかはセンスの違い。
私は決して素晴らしい演出だとは思えなかったです。

2時間にも満たない公演で、休息時間は20分もある。
オーストラリアのテレビ番組からスタートしたというこのイベント。
フジテレビの後援もありガンガン宣伝していましたが、し過ぎだろう。
それほどのこともなかったよ。
わざわざ埼玉スーパーアリーナまで行ったのに、あまり面白くない。
私一人だけの意見ではなく、家族全員の意見に近い。
単純に比較すると、「よしもと」の方が遥かに楽しめるし、
劇団四季の「ライオンキング」や「キャッツ」の方が余程エンターテイメントである。
残念である、ショックである、まあこんなものかと自分を慰めつつ・・・帰宅した。
明日からまた二日間、朝も早くからユニコム様のセミナーを控えているにも関わらず、
夜の10時近くにスーパーアリーナで解散となったって・・・なんだかなあ。

恐竜たちがアリーナの中を暴れまくる・・・って書いてあったけど、
やや動き回る程度で、「暴れまくる」って表現はないのじゃないか。
それほど迫力があるとも思えないし、恐竜の足元は確かにバレてるし、
(人が入っているのがほとんど)
子供向け、それも小学生低学年レベルだろう。
あーいかん、楽しいものを観たのだから、それなりにゆっくりしないと。
リフレッシュ、リフレッシュ!
明日は最後の葬祭ディレクター技能審査対策・ユニコムバージョンである。
巣鴨の駿台トラベル&ホテル専門学校をお借りします。
9月6日にも再登場しまっせ・・・これは司会ですけど。
では・・・。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2010年09月02日 08:00

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