それだけに、熱中症対策も言われるようになりました。
「できるだけエアコンを付けるようにしよう」という呼び掛けが、
メディアやネットでも見るようになりました。
例年だと、エコ活動の一環でエアコンの設定温度を上げるよう啓蒙されますが、
今年に限ってはそういう声はあまり聞きません。
この暑さだと、仕方がないでしょうか。
夏のある日、休日に所用で事務所に寄った時のこと。
正午頃に少しの時間滞在したのですが、
もちろんエアコンなど掛っていないので、室内はサウナのようでした。
少しの時間だからと油断していると、汗が吹き出てくるわ…。
これは、体力がないと倒れるなと思ったものです。
どうしてもエアコンが苦手な場合は、
窓を開けておく必要がありそうです。
しかし、いくら窓を開けたとしても、
過去に例を見ない今年の暑さでは、倒れられる方もいるようです。
できるだけエアコンをつけ、水分をまめに取るのが良さそうです。
報道によると、埼玉では熱中症で亡くなった方の8割が、
室内で亡くなっているそうです。
外で倒れるより多いのですね。
ちなみに、この暑さは、農作物にも影響しているようです。
8月下旬からこの時期にかけて収穫を迎える葡萄。
狭山でも葡萄園を営まれている農家がいくつかありますが、
今年は元気がありません。
ある農家では、
「この暑さで葡萄の木が疲れていますわ…」
と、溜息をこぼしていました。
正規品として出荷できる作物が、
例年の3分の1になっていることに落胆している様子でした。
(多くが、いわゆる「お徳用」になっている現状。)
雨で暑さが和ら日もありますが、他の農作物への影響も気になります。
畑を見てみると、暑さへの対策で常にスプリンクラーが回っているような状況ですし、
今年はなかなか大変な様子です。