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2010年10月08日

葬儀司会研修会in佐賀 その2(井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

少しだけゴタゴタした初日を振り返りながら、二日目を控えて情報交換。
佐賀牛をご馳走になりました。
美味い! 何回か食べているが、美味い物は何度でも美味い。


(季楽にて)

佐賀の葬儀部門に於けるシェアの凄さが話題になったが、
佐賀では、葬祭に限らず経済事業全般に言えることらしく、
田舎であるということの強みなのだろうか。


(佐賀県の全景)

県庁所在地である佐賀市(合併したけど)の人口でさえ24万人程度なのに、
隣県の久留米市の人口が30万人を超えているとは・・・トホホ。
何故佐賀市と久留米市を比較するかって・・・ラーメンの味が似ているのさ。
だが、新鳥栖駅というのが出来ていたぞ。(鳥栖はハブ駅として有名)
新幹線が通る駅だと思うが、将来は佐賀市よりも鳥栖市の方が栄えるかもね。
なんて無駄話もしながらお開き。
夜はニューオータニでリラックスして英気を養い、
友人からの誘いにも今日は外出しないと決めたのだ。
取り敢えず飲み会は明日、仕事が終了してから繰り出そうということで早めに就寝。
目覚めもバッチし、朝食も栄養満点で、いざ出陣。

二日目
会場を県本部の別館に変更し、ステップ2の司会講習会が開催された。
多忙な中、皆様にご参加賜り誠に申し訳ない。
どうして私が現地に入ると葬儀の仕事が増えるのでしょうか。
<死神>講師と呼ばれ、忌避されているのか、喜ばれているのか・・・よう分からん?
ところでこの会場、何だか国際会議場のようで独特の雰囲気がありました・・・面白い。


(さすがに豪華な円卓は使いませんでした)

今日は徹底した実践練習を目標としている。
参加者は、マイクを使っての実践形式ばかりだからとても忙しい。
忙しい理由は、アナウンス練習もあるしナレーション練習もあるということ。
二つの事を区別しながら、それでいて同時にやります。(実務がそうだから)
アナウンスとナレーションは、似ている仕事ですが明確に違います。
アナウンスは、情報を正確に、客観的に伝えるのが目的です。
ナレーションは、情報の内容を読み手の主観で歪めない程度にイメージを膨らませ、
聞きやすいようにアレンジを加えて表現ができます。
声のトーンや速度の変化、チェンジオブペースなどの表現技法を駆使して、
聞き手がスムーズに耳に入ってくるというテクニックを使えます。
そこで、講座の中で、架空のCMナレーションを用意していました。
各自で具体的なイメージを作り上げてから表現してもらいます。
また、チームに分けて、進行台本をBGMと共に進めてもらいますが、
これもイメージを膨らませることと、アナウンスとナレーションが入り混じっています。
(難易度の高い課題です)

次から次へと課題の連続でしたが、皆さん嫌がらずにチャレンジしてくださいました。
お陰で盛り上がりましたよ。
そして最後は、個人での課題発表で終わり。
それぞれに得意不得意はあるものです。
でも焦らずに、じっくりと司会業務に取り組んでいただければ有難い。
大変お疲れ様でございました。

終了後・・・そして夜の街へと繰り出した私。
旧知の家族(父・母・息子・娘)と壊れそうな建物の焼鳥屋で飲みました。
佐喜神社の近くのユニークなお年寄りのお店でしたが、味は美味いです。
焼き鳥を頬張りつつ、ビールをグビグビと飲んで、
ついでにおでんのスジなんかもいっちやって、気がついたらかなり遅くなっていました。
この御主人、ただものではありませんぞ。
実家には茶室があって・・・えっ茶室を持ってる友達って・・・何人くらいいますか。
子供の頃はお手伝いさんが食事の支度をしてくださったそうで・・・味にうるさい。
<おぼっちゃま>ということでしょうか・・・いる所にはいるものです。
どうもお世話になりました。
ではまた。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2010年10月08日 08:00

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