会場は、平日にも関わらず大盛況。
意外と言ったら失礼か、観光客がたくさんいました。
東大寺や法隆寺が近いので、
1泊2泊する人は併せて寄っているのかもしれませんね。
そして、「せんとくん」には多くの人だかり…。
近年のゆるキャラ人気の中でも、トップを走っていますね。
せんとくんは、出てきた当初は叩かれたのに不思議なものです。
気持ち悪いキャラと言われてきましたが、強烈なインパクトを世間に与え、
催しの認知度を高めることには大成功していますね。
オフィシャルグッズの売れ行きも好調なのだとか…。
平城遷都1300年のメイン会場は、
平常宮跡を再建した平城京の太極殿です。
いやぁ、大きい!インパクトがある。
奈良時代に政治を司った場所の中心地跡なので、
そこに居るだけで歴史を体感しているということになる!
…のですが、如何せん広大な土地に宮殿しかない。
後ろを振り返れば何もない跡地が広がっていて、やや物足りないでしょうか。
子供は喜ぶかもしれません。
近くの博物館にも寄ってきました。
ここには、発掘された土器など貴重な歴史資料が展示してあります。
下の写真は、人を型どった「形代」です。
葬儀概論によると、この時代、葬儀で棺に納められて使われたようです。
今でも、「友引人形」が「形代」としての役割を担っているでしょうか。
他に、蔵骨器などあるかな・・・と見て回りましたが、
そう都合よく葬祭関連のものはないですね。
形代を見れただけでも良しとしましょう。
という訳で、有意義な奈良の寄り道でした。
機会があれば、また改めて訪れたいたいですね。