(公民館をお借りしました)
皆さんが地元の方かと思えば、出身地はバラバラで面白い。
鹿児島、新潟の佐渡・・・意外と辺鄙な場所の出身者が多いなあ(スマン)。
佐渡の方がいたけれど、デバ結びや左手一本箸の習俗の意味については知らないという。
地元の人が知らないのに・・・私が知っているわけないよ。
んー謎のまま迷宮入りするのか。(まだ調査続行中)
県内での葬儀の在り方も、約7割が遺体葬で3割が骨葬となっている。
埼玉県でも都市部を離れれば、葬列があったり、撒き銭の習慣が残っていたりする。
皆さんから出棺時のデータを取ってみた。
玄関から出棺する人・・・2名。
どちらも柩の足側から出棺するという。
玄関ではなく縁側から出棺する人・・・多数。
ではその時、柩の頭側から出る人・・・3分の1。
反対に柩の足側から出る人・・・3分の2。
結果はバラバラであるが、それぞれのコミュニティで決まりがあるらしく、
しかしその意味は誰も知らないらしい。(ホント不思議)
どこの県に伺っても葬儀の習俗は奥が深くてためになる。
(手作りの案内表示)
埼玉県の事情を話せば、その昔、県内の社葬の半分は施行していたという、
ある大手の会社が10数年前・・・諸々の事情から120名ほどの馘首をした。
経営上の問題だったのではないだろうか。
現在Xのコンサルをしていらっしゃる方なども
その時のゴタゴタと関係があったのだろうか?(よく知らないけど)
結果として、個人で葬儀社を始められた方が多いのは事実である。
だから、家族経営型の葬儀社が多く、外注する機会が多いのである。
今回の司会セミナーの参加者は、そのほとんどが家族経営型の葬儀社に、
アウトソーシングとして派遣される方たちである。
だからこそ・・・のコツもあるのだ。
生活の為だからね。
(これ<語らい>というタイトルなんですが、大いに語ってきました)
司会経験が浅い人たちと、5年以上に亘って継続しているベテランの組み合わせ。
やはりベテランには、多少の癖も残るが一日の長があった。
それなりにプロで食ってきた人たちは、良し悪しは別としても世界観がある。
その世界観に、あと何を足せば良いのか・・・その当たりがポイントであろう。
ベースの幹が細いと成長した段階で歪になる可能性が高い。
もっと勉強の遊びを沢山やって、その中から各自の個性を活かせる術を選択するのだ。
そして新人には、声の聴き方、口跡の磨き方などから始め、
音声表現の理屈を知ってから、近似音を出せる練習方法に力を入れた方がよい。
具体的には、ここでは話せないけれど・・・。
皆さんが今後益々活躍されることを祈ります。
大変お疲れ様でございました。