この地にどれ程の外国人が住んでいるのか不明だが、かなり居るはずだ。
出店にしても、カナダ料理、メキシコ料理、マレーシア料理、ペルー料理、
ブラジル料理、台湾料理、韓国料理、フィリピン料理、中華料理、タイ料理、
インド料理、ドイツ料理、スリランカ料理・・・
自分は今どこの国の料理を食べているのかさえ、あやふやになる。
しかも皆さん、日本語が大変お上手でサービスのレベルも日本風である。
(日本以外はサービスレベルが低い)
そして特設舞台では、「世界のともだち広場」と題して、
各国の民族衣装を身に着けた踊り子が自慢の技を競い合うのだ。
本当に国際的な催しで感心する。
祭り会場の沿道には、市内の小学校や中学校をはじめ、様々なNPO団体、
近隣の飲食店、地元FMラジオ局<茶笛>、行政、露天商などが犇めき合って店を出す。
餅つきだけでも、2~3ヶ所も存在し、元関取が作る「ちゃんこ焼き」など見ていて飽きることがない。
山車にしても町内ごとに参加し、かなりの数に上るのだろう。
全体パレードでは大勢の見物客に囲まれ、延々と続く列の山に圧倒される。
<ひょっとこ>を付けた子供たちの表現力も見ものである。
獅子舞から腕白相撲あり、大太鼓の演武あり・・・大賑わいだ。
私が生まれ育った九州の小さな町とは比べ物にならない。
(あの頃は外人を見るだけで珍しかった)
近くの小学校の校庭には、<夢>の一文字が。
毎年のテーマになっていると思うが、庁舎の壁にも大きく掲げてある。
冬には<夢>の一文字がライトアップされることもあるのだ。
元気がいい街である。
万灯祭りでいつも思うこと。
入間市は新潟県の佐渡市と姉妹都市を結んでいる関係で、
毎年佐渡から「佐渡おけさ」を披露しに来てくれる団体がある。
哀感があって、なかなか素晴らしい。
彼らはきっと佐渡の風習にも通じているので、
私が佐渡観光協会に尋ねても判らなかった佐渡の葬送習俗について、
聞いてみたい、教えてもらいたい・・・ということだ。
その内実現できないかなあと思っているが、
実は今年の秋から冬にかけて新潟を訪れる。
時間があれば、寒いだろうけど調査してみたい。
では。