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2010年12月03日

将棋の街、天童へ行く・・・の巻 その1 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

今回、研修の話にスポットは当てない。
それでも数年前、僅か一人から始めた司会者が、翌年には二人になり、
いまでは11人の所帯になっている。
指導者の苦労は想像を絶するものがあるだろう。
本当にお疲れ様です。
研修は6時過ぎまで目一杯やらせていただきました。
少し疲れたでしょうが、将来の事を考え、じっくり焦らずに取り組んでください。
皆さんで力を合わせて頑張りましょう!

さてさて、研修後の私は山形駅から家族が泊まっている天童駅へ移動。
日本将棋連盟のプロテストに落ちた私がいうのも何だが(大嘘)、
天童は将棋の街だって知ってた?

あっ・・・またまた古い話を思い出した。
亡くなられた石立鉄男さんが、将棋が大好きで強かった。
僕も若い頃、お相手をさせてもらったが連戦連敗で・・・歯が立たない。
石立さんが中座した隙に少しだけ駒を動かしてみたけど、
「あれー、君そんなことするのー」と言われて、
「どんなことかなー」と洒落てみたけどダメだった。
結局、駒落ち対決になり・・・それでも惜敗した。
最後の最後の局面で踏ん張っていると「大工の偉い人誰だっけ」と聞いてくる。
彼は「投了」と「棟梁」をかけて「とうりょう」と言わせたかったのだが、
それが分かった私は「親方」と言って譲らなかった・・・楽しかった。

天童ホテルに泊まった。
と言っても、私は夜の7時半頃到着して翌朝の10時にはチェックアウト。
いつもとあまり変わらないサイクルだ。
このホテルもブライダルをやっていて、聞いたところ東北では唯一、
チャペルと出雲大社の分祠が同じ敷地に祀ってあるらしい。
ということは、ホテルの人は滅多にない、素晴らしい土地だ、
と言いたかったのだろうが、こちとらそんなに軟ではないから、
じゃ、キリストなのか神道なのか迷うばかりですなあ宗教的には・・・アハハハ。
(豪快に笑い飛ばしてやったぜよ)
天童をもう一度洗濯致したく候・・・ぜよ。(坂本一男)
「因みに、出雲大社だと四礼ですか?」
「よくご存知ですねえ」
「天理教もそうですよ」
(訳の判らん話になっていきそうだ)
「お詳しいですなあ」
「ブライダルプロデューサーです・・・嘘です」
さすがに、会話は止まった。

市内を流れる川には橋が架かっているが、すべて将棋の駒の名前がついていた。
王将が一番大きな通りだった。
(餃子で有名なお店はなかったが)
因みに、王将と玉将の違いは、能力的には変化はないけど、
一般に位の高い人は「王」を低い人が「玉」を持つのが習慣である。
我が家の息子にいくら教えても、自分は「王(将)」が良いと譲らない。
通りの電信柱には詰将棋が貼ってある。
うんうん唸って立ち停まっているのは私くらいだ。
電信柱に詰将棋なんて・・・天童市くらいのもんだぜ。
天童駅の形も、遠くから眺めれば将棋の駒。
ここまでくれば立派なもので、じゃあ何故将棋の街になったのだろうか?
それは、次回。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2010年12月03日 08:00

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