まず、仕事面。FUNETでは、
「オリジナル会葬礼状システム」と「葬祭スキルアップ問題」、
それに「葬祭ディレクター技能審査対策(映像教材など)」を、
大きくアップデートできました。特にオリジナル会葬礼状は、
より良いシステムにするように、現在もブラッシュアップ中です。
細かい改善や修正などは随時取り組んでいますが、
FUNETを一年間大きなトラブルなく運営できた点は良かったです。
今、来年のアップデートを準備しているところですので、
滞りなく発表できるよう開発を進めたいと存じます。
あと、これは仕事に入れて良いかわかりませんが、
真言宗総本山の高野山と中国大連に研修旅行で行くことができました。
特に大連は、中国の葬送文化に触れる事が出来て有意義な時間でした。
日本の葬儀(サービス業全般)は、全く中国に負けていません。
日本の葬儀サービスは自信を持って大丈夫と再確認できた次第です。
日本では、イオンやSBIグループ、今後ファミリーマートも、
本格的に葬儀に進出してくる異業種が増えています。
外部の環境変化も意識しつつ、一方で振り回されることなく、
宗教や地域慣習を含めた日本の葬送文化への理解を深めることが、
葬儀に深みを持たせる(葬儀の質を上げる)ために重要な点の一つでしょう。
日本の葬儀や仏教を知ることが重要なポイントの一つと再確認できたのも、
研修旅行で得たことの一つです。
個人的な出来事を振り返ると、今年は大きく変化した一年でした。
結婚と引越し。
結婚の準備は去年から続いてきたものですが、
今年の3月に、無事に済ませることができました。
相手の方は大学時に知り合って付き合っていた方ですが、
実は、卒業時に一度フラれた経緯があります。
それから5年余り経って再会し、改めて見直してもらって、
結婚に至ったという流れです。
つまり、MCプロデュースをはじめ、
FUNETやその他お付き合いいただいた皆様の5年分の影響をたくさん受けて、
成長させていただいたということを振り返れた結婚、2010年でもありました。
多くの方と出会えて、感謝する一年でした。
ありがとうございました。
そして、年末に引越し。住宅ローンという人生のご褒美を頂きました。
こうして人は、大人の階段を上っていくのでしょう。
年齢を重ねるうちに、自分のために時間を使うことが、
ほとんど無くなったという実感があります。
これから子供ができて、仕事と家庭を両立していくと、
ますます自分のために生きることは減るのでしょう。
それも含めて、自分の人生でしょうか。
そんなことを思いながら、今年のエッセイを締めたいと思います。
今年一年、誠にお世話になりました。
改めて、御礼申し上げます。
ありがとうございました。
来年もどうぞ、宜しくお願い致します。