さて、私事ですが、昨年末に埼玉県の「川越」に引越しました。
かつての城下町で、今も酒造などで栄え、
今も多くの小洒落た商店で賑わっております。
学校が多く建っているためか、若い人も多い。
古風な一面もあって、静かで住みよい街です。
川越は寺院が多いのですが、近所に「連馨寺」があります。
引越して間もなく散策したのですが、立派な寺院でした。
葬儀用の講堂もありました(あまり使われていないようですが)。
なぜ北条家の家紋(三つ鱗)があるのかと思って調べましたら、
連馨寺を開山した感誉在貞上人が、北条氏康の家老、
大道寺政繁の甥にあたる人なんですね。
鎌倉と同様、川越も北条関係の寺院がいくつかあるようです。
上方には、五色幕が掛けられていました。
これは、おびんづる様。お釈迦様の十六羅漢の一人です。
通称「撫で仏」とも言われるそうで、おびんづる様の体に触って、
その手で自分の体を撫でれば病気が治る、という信仰があります。
東大寺大仏殿の前にもおびんづる様が祀られています。
(そういえば昔、修学旅行のときに見たような…)
撫でる人が多いので、25年に一度は塗り替えをするそうです。
鐘楼もあり、毎日15時頃に鐘の音が鳴ります。
昨年の大晦日には、除夜の鐘もつかれていました。
2011年は、落ち着いた雰囲気がある川越を拠点に、
頑張っていきたいと思います。
今年もどうぞ、宜しくお願い致します。