到着後、皆で韓国風の焼き肉を食べた後、一旦ホテルの自室に戻る。
ここからは自由行動だ。(やったー)
驚いたことに、ラスベガスのホテルの部屋には時計がない。
歯磨きセットも一切置いていない。(ウソッ)
部屋に居づらくしてある感じである・・・どこか休めないのだ。
綺麗な夜景が見える窓も開きません(これは日本でもあるけど)。
そしてウォシュレットがありません・・・ついでに水の流れが悪い。
宿泊したホテルはこんなに立派なのに・・・。
(Monte Carlo Hotel・・・MCホテルと言います)
これは偏にカジノに来いと、時間は気にするなと、歯も磨く必要はないと・・・
もしスッカラカンになっても窓から飛び降り自殺が出来ないようにしてあるのさ。
(恐ろし~、でも命までは取らないということか)
生来のチャレンジャーである私は、水の出が悪くて生温いシャワーを浴びると、
財布の中身を確かめ、そして身を引き締め颯爽と夜のラスベガスへ。
(心の中では、高倉健が唐獅子牡丹を歌っている)
いきなりの賭け事はしない、環境に慣れさせなければ平常心は保てない。
(よっ博打打ち)
まずはネオン煌めくラスベガス・ストリップを散策する。
(ただの助平か・・・違うって、意味が)
(とにかく街が賑やかなのです・・・毎日がお祭りですか?)
ニューヨークとの違いは、原則、人が住む街ではないということだ。
砂漠の中に人工的に作られた街。
人間の欲が渦巻く、欲が造った、欲の街とでも表現したらいいのだろうか。
それだけにトコトン楽しめる街になっているはず。
それぞれのホテルでは賭け事としてのカジノだけに止まらず、
各種のショー(マジック・ミュージカル・サーカスなど)やアミーズメントなどで集客し、
人々を楽しませ飽きさせない工夫が施してあるのだ。
(シュワちゃんの乗った飛行機がぶつかったのが、このギター・・・映画のタイトル?)
このラスベガスの街を牛耳っているのはマフィアだと聞いた。
怖いねえ・・・
通りを歩いて、MGMグランドホテルという大きなホテルにやってきた。
このホテルは、ガラス張りの折の中でライオンを飼っているという有名なホテル。
その様子を横目に見ながら、ドーンと広い正面のカジノへ。
残念だが、カジノの中は撮影禁止である。
男が勝負する場所にカメラなんぞ持って入ってくるんじゃねえ!
入り口には拳銃を持ったボディガードが複数いる・・・と思っていたら誰もいない。
まったくのフリーで誰でも入れるし、アベックでキャーキャー言ってる奴らもいた。
間違えてパチンコ屋に来たのかと思ったぜ。
冷静に見てみると、女性で片膝を立てて勝負している人もいた。
(勿論、スカートではなかったが)
さすがに刺青をチラつかせる人もいないので、日本の賭場とは大違いだ。
もっとも私のイメージが昭和30~40年代だから、きっと日本でも違うだろう。
(心のミュージック、高倉健の唐獅子牡丹が軍艦マーチに変わった)
結構、庶民的なところなんだ・・・カジノって。
少し余裕が出てきたところで、他人の勝負を覗きながらひと巡りした。
酒は無料である・・・いやフリードリンクというのか。
勿論、オーダーを取って運んでくれる女性にはチップが必要。
こういうの慣れてないから逆に緊張するんだよね。
(喋れないし)
日本人のディーラーがいると聞いていたが、それらしき人物が見当たらない。
アジア系の人はたくさんいるのだが・・・。
んー試にブラックジャックでもやってみようと思っていたのに・・・
と、時折あちこちのテーブルから嬌声が上がる。
とても華やかで賑やかだ、怖い感じはどこにもない。
それにしても英語が喋れないということが不便。
仕方なくマシーンを相手にゲームを楽しむことにした。
楽しんだ、合法の賭け事である、堂々とギャンぶった。
取り敢えず、日本円で3万ほど勝った。
明日の研修視察もあるし、今日はこれで切り上げよう。
因みにお金に変えるには、このような紙がPAY OUTボタンを押せば出るのです。
(よーく覚えときましょう)
カジノ内に折で囲まれたような場所があり、そこが交換所になっていました。
勿論ドルでしか払ってもらえませんよ。
どこか日本のパチンコ屋に通じるところあり。
なんだか面白い・・・(真っ白い犬・・・尾も白い)
また、明日来ようっと。