対象は1年生で、「仕事見本市」という様々な業種のプロを学校に呼んで、
その話を聞くという授業の「前日マナー指導」とのことです。
基本のマナーはもちろんのこと、
「話を聞く態度」も教えて欲しいというご依頼を受けました。
1年生と言えば、1年前にはまだランドセルを背負っていた子供たちです。
子供らしい素直さが残っていて、教えやすかったです。
中学生にマナーを教えるのは初めてでしたので、
中学生がイメージできるような話の筋道を考えながら、
分かりやすいテキストを作りました。
そして身だしなみチェックシートは、手作りしました。
基本マナーのチェックは大人と同じです。
手のあげ方、返事の仕方、あいさつ、お辞儀等・・・。
してはいけないことにはハッキリと厳しく注意をして行き、
最後には数人の子供を前に呼んで、ロールプレイングも取り入れました。
「人の話を聞く」という行為の一番大切なことは、
「黙って、その話に集中する」ということです。
それはマナーというより、ルールといってもいいでしょう。
近年、老若男女にそれが出来ない人が多いです。
中学生の子供たち以前に保護者にも聞いてもらいたい話のように思いました。
今回の中学生向けマナー講座は、楽しく学べたとの好評をいただき、
来年度には受験前の3年生にも面接指導として実施してほしいという
ご依頼をいただきました。
マナーの基本は、なるべく早い時期に知って使えるようにした方が得です。
大人になって学ぶ機会が無い人は、
いくつになってもそれが出来ずに恥ずかしい思いをします。
子供たちにそういう思いをさせないためにも、
次回も工夫をして、マナー授業のサポートしようと思っています。